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マーケット概況コメント(月間:2023年1月)


2023年2月号


【1】マーケット概況コメント(月間:2023年1月)
【2】セミナーのご案内
【3】取扱いファンドの運用実績
【4】お申込み受付日のご案内


【1】マーケット概況コメント(月間:2023年1月)

株式セクター

世界の株式市場は、世界の主要な株価指数がインフレ率の改善を反映して上昇し、好調なスタートを切りました。米国の消費者物価指数は11月の7.1%から12月には6.4%に低下し、12月の労働統計は予想を上回る雇用増と失業率の3.5%への低下を示し、投資家のセンチメントは上向きとなりました。同様に欧州でも、予想以上の暖冬のため、エネルギー危機や冬場の深刻な景気後退の懸念が後退し、市場は好調に推移しました。ユーロ圏の失業率は12月に過去最低を記録し、EUと英国ではインフレ率の低下を示唆するデータが出ました。アジア市場は、西側諸国からもたらされた好感触に好反応を示し、中国経済の本格的な再開の兆しが見え始めたことから、市場はさらに高騰しました。株式市場の中でもMSCI中国指数はリターンが12%を超えました。米国では、ハイテク株で構成されるナスダック総合指数が10%を超えるリターンでリードし、次いで小型株のラッセル2000が約9%、S&P500が6%近く上昇し、過去20年間で2番目に高い1月のリターンとなりました。

債券セクター

2022年の債券市場は悲惨としか言いようのない状況でしたが、1月は回復力を示しました。経済指標が景気減速を示唆したことから債券価格は上昇し、投資家は米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが緩やかになるとの観測に歓喜し、1月には基準となる米国5年債および10年債の利回りがともに約0.4%下落しました。日本銀行はイールドカーブ・コントロール政策への介入を見送り、異次元金融緩和姿勢を維持したため、日銀の10年国債利回りも下落しました。欧州連合(EU)でも景気減速懸念が高まり、域内の債券利回りが抑制されました。インフレ率はECBの目標値である2%を大きく上回っており、3月までに2回、0.5%の引き上げが予想されます。ユーロ圏の指標であるドイツの10年債利回りは、当月に0.26%低下しました。

コモディティセクター

コモディティセクターでも、天然ガス価格が2021年6月以来の安値に低迷したことにより、当初はエネルギー分野の弱さが重しとなったものの、市場は3週連続の上昇を記録し、堅調に推移しました。このセクターは、主にIMFの世界的な景気後退への警告によって引き起こされた初期の売りから回復しました。しかしながら、市場は中国経済がより広く再開されるとの見通しを支持材料とし、最終的には世界最大の原材料消費国である中国の商品需要の回復を期待することとなりました。ロンドンでは、銅が昨年6月以来初めて9,000ドルの壁を突破しました。この有用な金属は、7ヶ月ぶりの安値まで下落したドル安にも支えられました。ドル価格の金属は他の通貨を持つ買い手にとってより手頃な価格となったためです。同様に、2023年の金も出足が早く、米国の利回りとドル安に支えられ、8ヶ月ぶりの高値となる1,950ドルに急騰しました。ブルームバーグ商品指数(BCOM)は、このようなコモディティセクターの全般的なパフォーマンスを反映し、1月を通して上昇を続けました。

通貨セクター

通貨セクターでは、この年初は米ドルに注目の集まった一か月となりました。米国では、経済指標がインフレ率の低下を示し、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方が強まったため、ドルは急落し、過去6ヵ月間で最も低い水準になりました。欧州では、ドル安とユーロ圏の経済指標が予想を上回ったことから、ユーロ圏の景気後退が予想より緩やかであるとの楽観的な見方が広がり、ユーロに弾みがつきました。英国ポンドは、12月の英国のインフレ率が2ヶ月連続で低下したことを受け、1月に着実な進展を見せ12月に経験した6ヶ月ぶりの高値に近づきました。しかしながら1月下旬に英国経済が今年リセッションに突入する唯一の主要経済国であることが明らかになったため、今後のポンドの強さが本物かが確実に試されることになるでしょう。暗号通貨市場は、ビットコイン価格が1月に急騰し、昨年8月中旬以来初めて23,000ドル以上を堅持したことからもわかるように、再び上昇する展開を伺う段階にあるようです。ビットコインのパフォーマンス改善は見過ごされておらず、世界的な投資銀行であるゴールドマン・サックスは、今年これまでで最もパフォーマンスの高い資産としてビットコインを位置づけています。

出所:Superfund Market Commentary – January 2023を和訳編集して記載

弊社では、個別リスクに一元的に左右される資産配分が根源的なリスクと考えており、弊社のマネージドフュチャーズはリスクとリターンのバランス配分で優位なパフォーマンスを発揮する戦略(プロダクツ)を揃えております。弊社ではトレンドフォロー戦略により変化の兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。

【2】 セミナーのご案内
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、当面の間新たなセミナーの開催を中止しております。個別のお問い合わせ・ご相談につきましては、お受けいたします。お気軽にご相談ください。

皆様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情を鑑みご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。



【3】取扱いファンドの運用実績

評価日2023年1月31日
 
 
 
 
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.70 0.00% -6.67% -6.67%
円・クラス 64.43 -0.36% -7.27% -7.27%
ゴールド米ドル・クラス 0.99 -1.00% -1.98% -1.98%
ゴールド円・クラス 127.80 -0.60% -1.93% -1.93%
シルバー米ドル・クラス 1.04 0.00% -7.14% -7.14%
シルバー円・クラス 91.63 0.07% -7.96% -7.96%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.55 -1.79% -8.33% -8.33%
円・クラス 59.50 -0.45% -8.88% -8.88%
システマティック・オールウェザー
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 37.15 -0.32% 2.68% 2.68%
ゴールド円・クラス 69.81 -0.36% 7.75% 7.75%
*サブファンド・グリーンのシルバー米ドル・クラス及びシルバー円・クラスは、2022年9月1日に運用を開始しました。
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【4】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2023年2月24日(金)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2023年2月24日(金)

スーパーファンド・ジャパン・システマティック・オールウェザー

2023年2月24日(金)


お問い合わせ
電話:03-3508-6700(代表)
平日9:00-17:00
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加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金、(一社)投資信託協会
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2022年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
設立年月日: 2005年11月1日
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