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マーケット概況コメント(月間:2022年12月)



2023年1月号


【1】マーケット概況コメント(月間:2022年12月)
【2】セミナーのご案内
【3】取扱いファンドの運用実績
【4】お申込み受付日のご案内


【1】マーケット概況コメント(月間:2022年12月)

株式セクター
12月は、2022年を通じて株価を圧迫してきた2つの主要な市場カタリスト、すなわちインフレと金利が依然として支配的であり、株式にとって厳しかった1年を映す縮図となりました。米連邦準備制度理事会(FRB)が景気を抑える対応として短期借入金利をさらに0.5%引き上げたことで、米国の主要株価指数はほとんど下落しました。特にS&P 500種指数は月間で5%下落し、年間リターンはほぼ-20%となり、2008年以来最悪の年間パフォーマンスとなりました。欧州の株式市場も、欧州中央銀行による積極的な金利引き上げを受け、不調のまま年を越しました。アジア株式市場は、中国でCOVID-19の感染者数が増加しているなか、習近平国家主席がゼロコロナ政策を突然緩和したことが、中国のビジネス環境の安定につながる動きだと投資家に評価され、中国市場が主導してやや堅調な推移となりました。

債券セクター
12月は債券にとって壊滅的な1年となりました。2022年の混乱した経済状況下で、安全資産である米国債はやや危険な存在であったからです。10月と11月に好リターンを記録したものの、年末には利回りが低下し、2年物米国債利回りは4.35%まで3ベーシスポイント上昇するにとどまりました。米国10年債利回りは約10ベーシスポイント上昇の3.76%で、FRBの利上げ継続の必要性が再確認されましたが、これは景気後退への絶好の条件を生み出すことになりかねません。日本銀行は、40年以上ぶりの高インフレと、流動性の低下した日本国債市場に対処するため、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)を0.25%緩和し、市場を驚かせました。

コモディティセクター
コモディティセクターでは、インフレと地政学的緊張が価格を押し上げたため、2022年の市場においてコモディティ市場は稀に見る上昇となりました。セクター別では、エネルギー先物が年初から上昇を続けましたが、12月は穏やかな気候によって米国の天然ガス価格が下落し、上昇幅が縮小しました。一方、貴金属は、年間を通して不調であったにもかかわらず、暗号通貨エコシステムの破綻の連鎖やドル安により、12月は鮮やかに上昇しました。一方、工業用金属は、経済成長の阻害要因および需要の弱まりにより、強弱入り混じる状態で年を越しました。農産物市場のパフォーマンスもまちまちで、ウクライナからの穀物輸送の安全な「回廊」の存在が小麦価格を下落させ続けた一方、大豆の主要輸出国であるアルゼンチンでは旱魃が続いているため、大豆価格は上昇しました。

通貨セクター
12 月は、製造業の活動鈍化や労働市場の若干の軟化が米国経済の成長鈍化を示唆し、米ドルは対米ドル相場で大幅な下落が続きました。欧州では、ユーロとポンドが上昇しました。一方、日本円は、日本銀行がイールドカーブ・コントロール政策を予想外に変更したことを受けて、対ドルでも上昇しました。暗号通貨では、FTXの破綻が投資家の信頼性を損ねており、この暗号通貨業界での混乱に加えて、米国最大の上場暗号マイニング企業の1つであるコア・サイエンティフィック(Core Scientific)が、暗号価格の下落とエネルギーコストの上昇を理由に12月21日に破産を申請しました。その波及効果でビットコインとイーサリアムの価格は暴落し続け、赤字のパフォーマンスで1年を終えました。

出所:Superfund Market Commentary – December 2022を和訳編集して記載

弊社では、個別リスクに一元的に左右される資産配分が根源的なリスクと考えており、弊社のマネージドフュチャーズはリスクとリターンのバランス配分で優位なパフォーマンスを発揮する戦略(プロダクツ)を揃えております。弊社ではトレンドフォロー戦略により変化の兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。


【2】 セミナーのご案内
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、当面の間新たなセミナーの開催を中止しております。個別のお問い合わせ・ご相談につきましては、お受けいたします。お気軽にご相談ください。

皆様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情を鑑みご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。



【3】取扱いファンドの運用実績

評価日2022年12月30日
 
 
 
 
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.75 2.74% -2.60% -22.68%
円・クラス 69.48 2.49% -3.02% -13.28%
ゴールド米ドル・クラス 1.01 3.06% -0.98% -21.71%
ゴールド円・クラス 130.32 2.08% -4.21% -7.38%
シルバー米ドル・クラス 1.12 0.90% 5.66%
シルバー円・クラス 99.55 0.81% 0.99%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.60 3.45% -4.76% -29.41%
円・クラス 65.30 2.80% -3.96% -20.89%
システマティック・オールウェザー
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 36.18 0.19% -4.87% -23.85%
ゴールド円・クラス 64.79 -0.05% -6.13% -14.95%
*サブファンド・グリーンのシルバー米ドル・クラス及びシルバー円・クラスは、2022年9月1日に運用を開始しました。
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【4】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2023年1月27日(金)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2023年1月27日(金)

スーパーファンド・ジャパン・システマティック・オールウェザー

2023年1月27日(金)


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平日9:00-17:00
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指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2022年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
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