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マーケット概況コメント(月間:2023年7月)


2023年8月号


【1】マーケット概況コメント(月間:2023年7月)
【2】取扱いファンドの運用実績
【3】お申込み受付日のご案内


【1】マーケット概況コメント(月間:2023年7月)

概況

米連邦準備制度理事会(FRB)は7月の政策金利を25ベーシスポイント引き上げましたが、景気後退を予測に織り込まなくなったかどうかについて明確な見解を示さなかったため、投資家心理はむしろ改善しました。

株式セクター

7月の世界株式市場は、予想を上回る経済指標が市場に好感される刺激を与え、2ヵ月連続で上昇しました。6月の消費者物価指数(CPI)速報値では、ヘッドラインインフレ率が予想を上回る前年同月比3%(前回4%)に低下した一方、第2四半期のGDP速報値は2.4%と底堅く、いわゆる「ソフトランディング」への期待が高まりました。米国株は約3.1%上昇し、S&P500指数はめざましい上昇を続けました。欧州株は7月最低のパフォーマンスとなりましたが、それでも1.5%近い上昇率を記録しました。インフレ率の低下と経済成長率の好結果に支えられ、投資家はインフレ圧力の低下が続く中、欧州中央銀行による利上げサイクルの終了を見越しています。7月最も好調だったのはアジアと新興国市場で、それぞれ4.5%、5.5%のリターンを記録しました。これらの市場は、低迷する中国経済を下支えする決意を中国政府が発表し、消費拡大のための新たな施策を打ち出したことで輝きを増しました。

債券セクター

大西洋の両岸でインフレ率が予想を下回り、中央銀行が利上げを減速させる可能性が明らかになりつつあります。世界経済の楽観的な見通しへの改善は、国債にとって逆風となり、7月の世界の国債市場のパフォーマンスを抑制する要因となりました。米国の10年債利回りは上昇傾向を続けましたが、2年債利回りは利上げ鈍化観測からやや低下しました。欧州全体では、ユーロ圏の通貨全体の長期債利回りがすべて上昇したため、ほぼ同様の結果となりました。イングランド銀行の金融政策委員会が7月に開催されなかったことが、ギルト債のパフォーマンスを皮肉にも押し上げました。投資家は、インフレに関するより良いニュースが現れるにつれて、より極端な金利予想を一部修正し縮小してきています。日本銀行はイールド・カーブの微調整を続け、その結果、市場は多少乱高下し、日本の10年債利回りは上昇しました。

コモディティセクター

7月のブルームバーグ商品指数は、エネルギー価格の上昇に牽引され、年初来の下落幅を一部回復して6%超の上昇となりました。指数の構成銘柄ではエネルギーが最も好調でした。ロシアとサウジアラビアの減産に関連した供給懸念と、中国の政策刺激策への期待が需要サイドを支えたためです。ロシアの黒海穀物合意からの離脱は、小麦やトウモロコシなど特定の農産物の価格上昇をもたらしました。工業用金属価格は終始堅調で、ニッケル価格は月間で最も強い上昇を示しました。一方、貴金属では米国債利回りの急上昇とドル高が重なり、銀価格の上昇率は金価格の上昇率を大幅に上回りました。

通貨セクター

米国の成長に関するポジティブなニュースにもかかわらず、米ドル・スポット指数は対G10 諸国通貨で-1.0%の下落となり、ドル・インデックスは月間で一時、1年以上ぶりの低水準まで下落しました。ポンドとユーロは7月のベスト・パフォーマーでしたが、米国債利回りの上昇がユーロの重荷となりました。暗号資産市場は、著しく低いボラティリティを特徴とし、月間を通じて下落しました。ビットコインは7月に年初来高値を更新しましたが、これは暗号通貨リップル(XRP)が有価証券ではないと判断され、規制当局の厳しい監督下に置かれなかったことが暗号資産投資家の励みとなったためです。とはいえ、ビットコインもイーサリアムも、世界的な株式市場の大幅な売り越しが月次パフォーマンスにマイナスに影響したため、月初めの上昇幅の逆転現象が起きました。

出所:Superfund Market Commentary – July 2023を和訳編集して記載
弊社では、個別リスクに一元的に左右される資産配分が根源的なリスクと考えており、弊社のマネージドフュチャーズはリスクとリターンのバランス配分で優位なパフォーマンスを発揮する戦略(プロダクツ)を揃えております。弊社ではトレンドフォロー戦略により変化の兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。



【2】取扱いファンドの運用実績

評価日2023年7月31日
 
 
 
 
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.58 0.00% -1.70% -22.67%
円・クラス 53.92 1.20% -2.51% -22.40%
ゴールド米ドル・クラス 0.83 1.22% 0.00% -17.82%
ゴールド円・クラス 116.42 2.23% -1.31% -10.67%
シルバー米ドル・クラス 0.90 1.12% 3.45% -19.64%
シルバー円・クラス 86.87 2.33% 2.95% -12.74%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.43 0.00% -4.44% -28.33%
円・クラス 45.83 1.26% -3.25% -29.82%
レインボー・オールシーズンズ*
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 34.78 0.58% -1.50% -3.87%
ゴールド円・クラス 73.96 1.69% -0.47% 14.15%
*2023年7月1日付で、サブファンド「システマティック・オールウェザー」は、サブファンド「レインボー・オールシーズンズ」へと名称変更しました。
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【3】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2023年8月29日(火)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2023年8月29日(火)

スーパーファンド・ジャパン・レインボー・オールシーズンズ

2023年8月29日(火)


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平日9:00-17:00
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加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金、(一社)投資信託協会
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2023年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
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