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マーケット概況コメント(月間:2022年9月)

2022年10月号


【1】マーケット概況コメント(月間:2022年9月)
【2】セミナーのご案内
【3】取扱いファンドの運用実績
【4】お申込み受付日のご案内


【1】マーケット概況コメント(月間:2022年9月)
概況
FRB議長の大幅利上げ、金融引き締め発言や、高いインフレ率、経済成長の鈍化を背景に、9月も投資市場全体のボラティリティが高水準で推移しました。欧州では、ロシアがパイプライン「ノルドストリーム」の破壊工作を行ったとされ、ロシアとウクライナの緊張が高まりました。

株式セクター
世界の中央銀行が積極的な金融引き締めを続けるなか、景気後退懸念が増幅し、世界の株式は急落して9月末を迎えました。この決定はインフレ懸念の高まりを抑制するために行われたものですが、世界的に物価安定を回復するための道は殺伐としたものになる可能性があります。米国では、歴史的に0.5%の失業率の上昇が景気後退につながるとされてきましたが、0.7%の失業率の上昇により、株価指数は急落しました。欧州では、ロシアがパイプライン「ノルドストリーム」の破壊工作を行ったとされ、ロシアとウクライナの緊張が高まりました。他の欧州の重要インフラも脅かされる恐れがあり、EUの環境・経済への影響が懸念されたことで、欧州主要指数は急落しました。アジアの株価指数も西側諸国と同じ道を辿り、弱気市場の始まりとの投資家の思惑と懸念から、ここ数ヶ月で見られなかった安値を更新しました。

債券セクター
世界的な債券のボラティリティの急上昇により、債券セクターの安定性への懸念が高まり、米国の10年債利回りは世界金融危機の初期以来初めて4%に届きました。金融安定化への懸念の高まりから、投資家が短期金利上昇へのポジションを縮小したことで、市場は連邦準備制度理事会(FRB)による来年の25ベーシスポイントの引き上げを織り込みました。欧州では、英国のリズ・トラス首相が、エネルギー価格の高騰とインフレ率の上昇を背景に、景気刺激策として減税と規制緩和を発表した数日後に、ギルト債が暴落し、利回りが急上昇したため、英国の中央銀行は月末に自国の債券市場を救済しなければならなくなりました。アジアでは、韓国が利回りを安定させるために2兆円(1兆3900億ドル)相当の国債を買い入れると発表し、日本も利回りを安定させるために国債を買い戻すと発表しました。

コモディティセクター
コモディティセクターでは、原油は、OPEC+加盟国が11月の会合で追加減産を検討し、現在の市況に見合った価格安定を図ることから、大幅な下落に終わりました。金はインフレに対するヘッジとして考えられていますが、今年に入ってからの米国の一連の積極的な利上げにより、金を保有する機会費用が増加し、ドルが安全資産として選択されるようになったため、金の下落が続きました。農業分野では、インドで牛のウィルス感染により 10 万頭が死亡し、さらに 200万頭以上が発病する中、生き残った牛の価格が 4 ヶ月ぶりに上昇しました。

通貨セクター
通貨セクターでは、米連邦準備制度理事会(FRB)が金利を引き上げたため、ドルが急騰しました。米国債の利回りは現在、予想インフレ率を上回る最高のリターンを実現し、投資家のドル買い投資意欲を刺激しており、世界的な不確実性も米国資産の魅力を高めています。その結果、米ドル指数(米ドル紙幣を通貨バスケットに対して追跡)は2022年に16%以上上昇しています。英国のクワシ・クワーテン財務大臣による経済活性化の取り組みが頓挫し、9月23日のミニ成長計画によって今月は1ポンド1.035ドルの史上最安値を記録するなど、ポンドにとって最悪の月のひとつとなりました。デジタル通貨セクターでは、暗号通貨規制の強化、地政学的な懸念、および世界的な景気後退の可能性による強いリスクオフ心理が根強く、ビットコインやイーサリアムなどの高ボラティリティ資産への機関投資家の関心が薄れ、2021年のブル相場はほぼ消滅してしまいました。

出所:Superfund Market Commentary – September 2022を和訳編集して記載

弊社では、個別リスクに一元的に左右される資産配分が根源的なリスクと考えており、弊社のマネージドフュチャーズはリスクとリターンのバランス配分で優位なパフォーマンスを発揮する戦略(プロダクツ)を揃えております。弊社ではトレンドフォロー戦略により変化の兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。


【2】 セミナーのご案内
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、当面の間新たなセミナーの開催を中止しております。個別のお問い合わせ・ご相談につきましては、お受けいたします。お気軽にご相談ください。

皆様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情を鑑みご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。



【3】取扱いファンドの運用実績

評価日2022年9月30日
 
 
 
 
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.83 1.22% 2.47% -14.43%
円・クラス 79.80 1.32% 3.77% -0.40%
ゴールド米ドル・クラス 1.06 0.00% -1.85% -17.83%
ゴールド円・クラス 148.50 0.99% 2.98% 5.54%
シルバー米ドル・クラス* 1.02 0.99%
シルバー円・クラス* 106.16 1.91%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.69 0.00% 2.99% -18.82%
円・クラス 76.22 1.11% 3.88% -7.66%
システマティック・オールウェザー
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 36.39 -3.98% -7.57% -23.41%
ゴールド円・クラス 66.77 -2.63% -6.01% -12.35%
*サブファンド・グリーンのシルバー米ドル・クラス及びシルバー円・クラスは、2022年9月1日に運用を開始しました。
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【4】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2022年10月27日(木)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2022年10月27日(木)

スーパーファンド・ジャパン・システマティック・オールウェザー

2022年10月27日(木)


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平日9:00-17:00
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加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金、(一社)投資信託協会
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2022年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
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