カテゴリー
ニュース

マーケット概況コメント(月間:2021年9月)


2021年10月号


【1】マーケット概況コメント(月間:2021年9月)
【2】セミナーのご案内
【3】取扱いファンドの運用実績
【4】お申込み受付日のご案内


【1】マーケット概況コメント(月間:2021年9月)

9月の世界の株式市場は、コロナウイルスの感染者の増加により世界中の多くの就業者が自宅待機となったことで、投資家の信頼を失い、不安定な月となりました。米国では、パンデミックの影響で失業している数百万人の人々を救済するために、また、政府の債務不履行を防ぐために、債務上限の引き上げを巡って議会で争われていました。その結果、米国の主要株価指数はすべてマイナスとなり、厳しい市場環境となりました。欧州では、希望に満ちた経済状況が続きました。英国では、8月の給与水準が初めてパンデミック前の水準を上回り、労働市場がわずかに回復しました。これは、数ヶ月前に実施されたCOVID-19規制の厳格化が功を奏したものです。

ECB(欧州中央銀行)は、パンデミックの影響を受けながらも、インフレ率が目標の2%を大きく下回っていることから、欧州経済を楽観視しています。かなりポジティブな経済ニュースがあったにもかかわらず、欧州株式は米国株式と同様にマイナスのリターンとなりました。今月、アジアはより大きな戦いに直面していました。中国当局は、3000億ドルの負債を抱えた世界最大の不動産開発会社である恒大集団(エバーグランデ・グループ)の崩壊の可能性に備えるよう地元関係者に指示し、投資家は数十億ドルが事実上消えてしまい、窮地に立たされました。スーパーファンドのレッド、グリーン、システマティック・オールウェザー・ファンドは、いずれも株価指数部門でマイナスのリターンを計上しました。

米国債は、FRB(米国連邦準備制度理事会)が近い将来の金融政策の引締めに向けた緩やかなトーンを維持しつつ、ゼロ金利に近い状態を維持することを決定した中で、9月末にかけて下落しました。FRB議長は、インフレ率の上昇は一過性のものであると述べており、インフレ率の上昇が続いてもFRBの利上げに関するタイムテーブルには影響を与えませんでした。欧州では、BOE(英国中央銀行)が2021年末までに利上げを実施し、エネルギー価格の高騰が続く中で4%を超えると予想されるインフレ率の上昇を抑制する見込みです。その結果、BOEがよりタカ派的なトーンになったこの決定に投資家が反応し、ポンドが上昇し、国債が下落しました。アジアでは、FRBが年内に国債購入額を縮小するとの見方が強まったことから、日本国債が下落しました。スーパーファンドのグリーンファンド、レッドファンド、システマティック・オールウェザー・ファンドは、9月、国債のポジションですべてアンダーパフォームしました。

コモディティー部門では、石油は強気の姿勢を維持しており、ブレント原油とWTI原油は、供給懸念がある中、世界の一部ではパンデミック規制の緩和により需要が回復していることから、数年ぶりに高値を更新しました。また、世界のコモディティーのアナリストが、北半球の冬が例年よりも寒くなれば、原油の最高値を更新する可能性が高いと指摘したことも、投資家の原油に対する信頼を高めました。綿花は、タンザニアのムワンザ(MWANZA)地域行政官(Regional Commissioner)が、村落区から県レベルまでの大規模な綿花栽培を増加させるための新たな方策を採用したことをきっかけに、9月の大きな勝利者となりました。貴金属は9月に苦戦しましたが、米国の小売売上高が予想を上回ったことで、FRBが近いうちに刺激策の縮小を開始するのではないかという憶測が広がり、米国債利回りと米ドルが上昇しました。スーパーファンドのレッド、グリーン、システマティック・オールウェザー・ファンドは、9月のコモディティーの動きから恩恵を受け、すべてのファンドがコモディティー部門で全体的にプラスのリターン利益を獲得しました。

9月の米ドルは、FRB が資産購入プログラムの縮小を決定する可能性を背景とした米国債利回りの強さに支えられ、堅調な動きとなりました。アジアでは、中国の恒大集団(エバーグランデ・グループ)の破綻は、すでに脆弱な中国経済に打撃を与え、世界の成長の足を引っ張る可能性があると懸念されており、不動産セクターに対する懸念が再燃し、投資家が慎重な姿勢を示したことで、人民元は9月に下落しました。欧州では、BOEが金利に関してタカ派的な見解を示したことから、スターリング・ポンドが下落しました。また、世界的な株式市場の下落を受けて投資家がリスクを回避し始めたことや、中国の中央銀行が暗号通貨に関連するすべての活動を違法とする決定を下し、厳しい取り締まりと仮想通貨の厳禁を改めて表明したことから、暗号通貨にとっては厳しい月となりました。スーパーファンドのレッド、グリーン、システマティック・オールウェザー・ファンドはいずれも通貨セクターで損失を計上しました。

弊社では、個別リスクに一元的に左右される資産配分が根源的なリスクと考えており、弊社のマネージドフュチャーズはリスクとリターンのバランス配分で優位なパフォーマンスを発揮する戦略(プロダクツ)を揃えております。弊社ではトレンドフォロー戦略により変化の兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。

出所:Superfund Market Commentary – September 2021を和訳編集して記載


【2】 セミナーのご案内
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、当面の間新たなセミナーの開催を中止しております。個別のお問い合わせ・ご相談につきましては、お受けいたします。お気軽にご相談ください。

皆様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情を鑑みご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。



【3】取扱いファンドの運用実績

評価日2021年10月05日
 
 
 
 
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 1.03 0.98% 0.98% 7.29%
円・クラス 82.74 1.53% 1.53% 15.62%
ゴールド米ドル・クラス 1.28 1.59% 1.59% 6.67%
ゴールド円・クラス 136.09 1.74% 1.74% 14.41%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.92 2.22% 2.22% 10.84%
円・クラス 86.67 1.95% 1.95% 18.77%
レッド
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.8337 -1.15% -1.15% -1.20%
円・クラス 95.3473 -0.98% -0.98% 6.67%
ゴールド米ドル・クラス 0.8430 -0.92% -0.92% -9.11%
ゴールド円・クラス 96.4215 -0.76% -0.76% -1.87%
シルバー米ドル・クラス 0.6004 1.37% 1.37% -16.11%
シルバー円・クラス 68.6775 1.54% 1.54% -9.43%
システマティック・オールウェザー
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 45.64 0.64% 0.64% 6.07%
ゴールド円・クラス 68.94 0.94% 0.94% 5.72%
評価日2021年09月30日
 
 
 
 
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 1.02 0.99% -1.92% 6.25%
円・クラス 81.49 2.59% -0.82% 13.88%
ゴールド米ドル・クラス 1.26 0.80% -4.55% 5.00%
ゴールド円・クラス 133.76 2.87% -3.39% 12.45%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.90 1.12% -2.17% 8.43%
円・クラス 85.01 2.83% -1.32% 16.50%
レッド
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.8434 -0.27% -3.30% -0.05%
円・クラス 96.2951 1.61% -2.19% 7.73%
ゴールド米ドル・クラス 0.8508 -1.48% -6.60% -8.27%
ゴールド円・クラス 97.1550 0.38% -5.51% -1.12%
シルバー米ドル・クラス 0.5923 -2.74% -11.20% -17.24%
シルバー円・クラス 67.6365 -0.90% -10.16% -10.80%
システマティック・オールウェザー
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 45.35 -0.98% -2.87% 5.39%
ゴールド円・クラス 68.30 -0.16% -4.45% 4.74%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【4】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2021年10月27日(水)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2021年10月27日(水)

スーパーファンド・ジャパン・レッド

2021年10月27日(水)

スーパーファンド・ジャパン・システマティック・オールウェザー

2021年10月27日(水)


お問い合わせ
電話:03-3508-6700(代表)
平日9:00-17:00
ファックス:03-3508-6730(代表)
電子メール:tokyo@superfund.com

資料請求


本資料は、スーパーファンド・ジャパン株式会社が作成したものであり、金融商品取引法に基づく法定の開示資料ではありません。また、本資料は投資に係る参考情報を提供することを目的とし、特定の有価証券の勧誘を目的として作成したものではありません。

スーパーファンドが取扱うファンドは投機性の高い金融商品です。主なリスクには、市場リスク、金利リスク、信用リスク、為替リスク、デリバティブ取引リスクがあります。ファンドのゴールド・クラスの運用実績は、スーパーファンドのトレーディング・システムの運用成果のほかに、円建て金価格の変動による影響を受けます。また、金価格に対して完全にヘッジされる(すなわち金価格に完全に連動する)という保証はありません。同じ投資戦略を採用するスーパーファンドのファンドの運用実績は、手数料・報酬体系の違い、運用資産額の規模、売買のタイミング等、複数の要因(これらに限定されません)に応じて異なります。

ファンドの純資産価額は各市場などの価格変動によって大きな影響を受けるほか、レバレッジを伴う先物やオプション取引は、急激な損失を被る恐れがあるため、投資元本を大きく割り込む可能性があり、場合によっては投資金額全額を失う可能性があります。ファンドは、その投資元本が保証されたものではなく、預金保険機構の保護対象ではありません。スーパーファンドの特定のファンドに対する投資に伴うリスク、手数料、報酬、費用等の詳細については、該当の目論見書を必ずお読みください。

本資料に記載されている情報は、信頼性が高い情報源よりまとめられたものですが、情報に関する正確性、完全性、信頼性を保証するものではなく、将来の運用成果、市場環境の変動等を保証するものでもありません。また、予想指数は、分析時の見解に基づいたものであり、これらの予想指数が変更されても本資料を再発行する義務はありません。本資料に記載されている情報等の利用により生じた損害等に対し、当社は一切責任を負いません。

スーパーファンドは、スーパーファンドブランドのトレーディング・システムを活用したヘッジファンド戦略ファンドの管理・運用、投資顧問業及び営業・マーケティングのサービスを共同で提供する連合事業体です。スーパーファンドが発行した有効な授権書が無い限り、スーパーファンド内の企業は、スーパーファンド内の他の企業の行動に対して責任を負わないものとします。

本資料に記載されている運用実績は、すべての間接費用(申込手数料及び税金は除く)差し引き後の純収益で表しています。これらの過去の運用実績は将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。

当社の概要
商号: スーパーファンド・ジャパン株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第98号
本店所在地: 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1丁目1番1号
帝国ホテルタワー12階
加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金、(一社)投資信託協会
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2020年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
設立年月日: 2005年11月1日
連絡先: 03-3508-6700
ホームページ: http://www.superfund.co.jp/