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ブラックスワンとブラックエレファント



2020年12月号


【1】ブラックスワンとブラックエレファント
【2】2020年を振り返る
【3】セミナーのご案内
【4】取扱いファンドの運用実績
【5】お申込み受付日のご案内


【1】ブラックスワンとブラックエレファント

事前予測が困難なリスクをブラックスワンと呼びます。一方で、いずれ起きると分かっているリスクをブラックエレファントと呼びます。ブラックスワンのリスクの認知度は低く、ブラックエレファントのリスクの認知度は高いが無視されています。両者の共通点はいずれも一旦起きてしまうと被害の規模が甚大であることです。ブラックスワンの例としては金融危機やテロ、戦争が挙げられます。ブラックエレファントの例は大地震や感染症、地球温暖化です。

ブラックエレファントとブラックスワンは同時または交互に現れることがしばしば目撃されています。古くは、第一次世界大戦中(1914年7月28日~1918年11月11日)に起きたスペイン風邪の流行(1918年~1920年)、関東大震災(1923年9月1日)と世界恐慌(1929年~1930年代半ば)です。最近では、ネットバブル崩壊(2000年~2001年)に続く同時多発テロ(2001年9月11日)や、リーマンショック(2008年9月15日)と東日本大震災(2011年3月11日)となります。果たして今回もこのアノマリーが成り立つのかは分かりません。

但し、ブラックスワンやブラックエレファントの発生は時計の振り子のように周期性があり、マグマのように溜まった歪が次々と同時多発的に広がるのです。世界中が新型コロナ第2波の真っ只中にいる今、株式市場は「ワクチン相場」に踊り、金を売却してまで株式の購入に走っている状況です。ブラックエレファントが去り一息ついたときに、ブラックスワンが突如現れることもあります。

このような時の備えとして金を保有することは、資産保全の基本であり最も身近な方法でもあるのです。資本移動は金価格に最も大きな影響を及ぼします。投資家は常に市場間で資本を移転しています。株は確かに金に代わる投資の1つです。株価が割高な場合、投資家は資本を貴金属市場などの他の市場に移します。これは1999年後半から2000年前半にかけて起きたケースでした。その反対に、金がすでに割高な場合、投資家は資本を株式市場に移します。 たとえば、2000年後半や2011年にはそのような状況が発生しました。

現在、金は株に比べて相対的に割安であると言えます。しかもゼロ金利の状況下では、金は現金とほぼ同じであります。しかも、為替変動リスクのない金は最強の安全資産とも云えます。「天災は忘れた頃にやってくる」、「備えあれば憂いなし」、との警句を思い出すときでしょう。

出所:スーパーファンドのポーランド語レポート、各種メディア、等


【2】2020年を振り返る
2020年は、人類にとって絶望と希望が渦巻いた年でした。covid-19と命名された新型コロナウイルスは瞬く間にパンデミックを引き起こし、地球上の移動と経済活動を一瞬で止めてしまいました。それでも我々人類は再び立ち上がり、見えない敵に立ち向かう知恵と勇気を持っています。日本だけでなく欧米の人々までが日常的にマスクをする姿を想像できたでしょうか?リモートワークにより職場や学校、家族、友人との新しいつながり方を模索することになりました。新技術を使ったワクチンが驚異的なスピードで開発され、希望の光も見えてきました。

2021年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックは、人類がcovid-19を克服できる象徴的な意味を持つことになるでしょう。政治の世界でも、日本で菅新総理が2050年脱炭素社会を掲げ、米国でもバイデン新大統領のもと新しい秩序を取り戻そうとしています。人々が居なくなったリゾート地の浜辺では例年より多くの海亀の卵が孵化し、水や空気も澄んできたとの話も聞こえてきます。宇宙では民間開発ロケットで運ばれた野口聡一さんが、宇宙ステーションで半年間滞在します。はやぶさ2は地球に無事帰還し、カプセルを分離した後、11年後の次のミッションに向かっていきました。

5年後の2025年は、大阪万博(Expo 2025)開催の年でもあります。covid-19禍も治まり、人の移動や経済活動も安定していることでしょう。来年大学に入学する学生は、新社会人として踏み出す年でもあります。2020年は人類にとって一歩後退せざるを得ない年でしたが、2025年に立って振り替えれば、未来に向けた休息と内省の時間を見出した意義深い年であったと云えるかもしれません。

弊社ではこれらのトレンドの兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。

出所:スーパーファンドのポーランド語レポート、各種メディア、等


【3】 セミナーのご案内
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、当面の間新たなセミナーの開催を中止しております。個別のお問い合わせ・ご相談につきましては、お受けいたします。お気軽にご相談ください。

皆様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情を鑑みご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。



【4】取扱いファンドの運用実績(2020年11月末時点)

グリーンA
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.58 0.00% 0.00% -1.69%
円・クラス 51.78 -0.63% -0.48% -5.63%
ゴールド円・クラス 95.81 -2.32% -5.96% 4.60%
グリーンB
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.92 -1.08% 0.00% 2.22%
円・クラス 69.27 -0.82% -0.09% -1.87%
ゴールド米ドル・クラス 1.08 -2.70% -6.09% 10.20%
ゴールド円・クラス 108.75 -2.64% -5.89% 6.22%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.79 0.00% 1.28% 1.28%
円・クラス 69.62 -1.04% 0.09% -2.81%
レッド
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.8250 -0.41% 6.64% -10.42%
円・クラス 88.2892 -0.54% 6.29% -13.97%
ゴールド米ドル・クラス 0.8534 -2.02% 0.83% -0.25%
ゴールド円・クラス 91.3432 -2.15% 0.49% -4.19%
シルバー米ドル・クラス 0.6004 -3.80% 1.66% 6.97%
シルバー円・クラス 64.2595 -3.92% 1.32% 2.72%
シャープ・パリティ
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 41.51 -0.14% 6.49% -0.36%
ゴールド円・クラス 59.90 -1.88% 0.67% 1.51%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【4】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーンA

2020年12月28日(月)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンB

2020年12月28日(月)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2020年12月28日(月)

スーパーファンド・ジャパン・レッド

2020年12月28日(月)

スーパーファンド・ジャパン・シャープパリティ

2020年12月28日(月)


お問い合わせ
電話:03-3508-6700(代表)
平日9:00-17:00
ファックス:03-3508-6730(代表)
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加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金、(一社)投資信託協会
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2020年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
設立年月日: 2005年11月1日
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