カテゴリー
ニュース

マーケット概況コメント(月間:2024年9月)


2024年10月号


【1】マーケット概況コメント(月間:2024年9月)
【2】取扱いファンドの運用実績
【3】お申込み受付日のご案内


【1】マーケット概況コメント(月間:2024年9月)

株式セクター

米国経済の健全性に対する投資家の懸念が強まり、9月は非常に不安定なスタートとなりました。しかし、世界の株式市場の底堅さは、当初の不安を払拭するかのように存分に発揮されました。当月の最後の2週間は、米連邦準備制度理事会(FRB)が0.5%の大幅利下げで緩和サイクルを開始したため、リスクオンのセンチメントが高まりました。中国が大規模かつ包括的な景気刺激策を発表したことも、市場をさらに刺激しました。こうした緩和的な動きに後押しされ、世界の株式市場は再び最高値を更新し、「1年で最も不調な9月」という相場の格言を打ち破りました。
9月の株式市場急騰の牽引役を担ったのは中国で、その主な理由は、政府が景気刺激策を発表したことによるものです。中国市場は2008年以来の大幅上昇を記録し、上海総合指数は17%超の大幅上昇となりました。米国でも、3つの主要指数がすべて過去最高値を更新し、記録的なパフォーマンスが見られました。S&P500種指数は5ヵ月連続の上昇を記録し、ナスダックも連勝記録を2ヵ月に伸ばしました。さらに、ダウ工業株30種平均は9月の終値で7つの最高値を更新しました。こうした好感にもかかわらず、投資家は依然として慎重な姿勢を崩しませんでした。欧州では政治的な不確実性が続き、市場を牽引するカタリストが不足しているため、多くの投資家が欧州への期待を引き下げざるを得ず、その結果、同地域のパフォーマンスはまちまちになりました。アジアでも慎重な姿勢が続きました。日本の8月の鉱工業生産は前年同月比4.9%減と、前月の0.4%減より悪化しました。このような経済データは、日出ずる国の太陽が本当に沈んだのだろうか、と、多くの人々に疑問を抱かせました。

債券セクター

世界の主要中央銀行の多くが利下げまたは据え置きを決定したため、米ドル安を背景に世界の国債利回りは軒並み低下しました。米連邦準備制度理事会(FRB)は50ベーシスポイントの積極的な利下げで政策の転換を示し、債券価格の急騰とそれに伴う利回りの低下を招きました。米10年債利回りは一時、年初来最低の3.6%に達しました。 欧州では、欧州中央銀行が3.5%、スイス国立銀行が1%にそれぞれ金利を引き下げました。イタリアの10年物国債利回りは3.38%と、8月の3.67%から30ベーシスポイント近く低下しました。一方、イングランド銀行は8月の会合では25ベーシスポイントの利下げを行いましたが、今月は金利を5%に据え置きました。

コモディティセクター

9月のコモディティ市場はまちまちの結果となりました。中国政府による景気刺激策としての利下げは、銅やその他の工業用金属に新たな息吹を吹き込み、アジアのドラゴンがついにCOVID以前の消費水準に戻る準備が整ったのではないか、という期待を高めました。貴金属相場は、金が年初来高値を何度も更新し、銀とパラジウムの見事な上昇とともに上昇しました。エネルギー先物は、リビアからの追加供給が懸念される中、原油価格が7%以上下落し、最も弱気なパフォーマンスを示した月となりました。サウジアラビアが原油価格の下支えから増産によるマーケットシェア回復へと重点を移すとの思惑も、原油価格が抑制された原因となりました。その一方で、天然ガスは、供給逼迫の兆候と人工知能(AI)の利用拡大による電力需要の高まりが燃料価格を押し上げ、8月下旬の高騰から続伸しました。中東の地政学情勢が引き続き複雑なため、エネルギー市場におけるリスクは依然として存在しています。

為替セクター

米ドルは主要通貨に対して幅広く下落し、9月は不安定な船出となりました。市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による50ベーシスポイントの超大型利下げを消化し、金融緩和スタンスへの転換を示唆しました。個人消費支出価格指数(PCE)は、先月のヘッドラインインフレ率が2.2%に低下し、2021年2月以来の低水準となりました。ユーロ圏内では、フランスとスペインのインフレ率が予想以上に低下したことを示す国内経済データが発表され、欧州中央銀行による10月の追加利下げへの期待が高まりました。イングランド銀行は、借入れを増やすために導入する英国非居住者区分(ノン・ドム・ステータス)廃止をめぐる懸念の中、追加利下げを見送り、10月に予定されている秋季予算に焦点を移すことを決定しました。米ドルの下落がポンドに強さをもたらし、ポンドはこの決定を好感しました。

暗号資産セクター

9月の暗号資産の値動きは、ビットコインとイーサリアムが、米国の金利低下とその後の米ドル安の恩恵を受け前月の下落から回復し、プラスとなりました。また、欧州の大手銀行二行が仮想通貨サービスの提供を開始するとのニュースが伝わると、今後デジタル資産が一般の金融市場や日常生活において広く受け入れられるようになるという期待で、デジタル資産市場内のセンチメントはさらに高まりました。

出所:Superfund Market Commentary – September 2024を和訳編集して記載
弊社では、個別リスクに一元的に左右される資産配分が根源的なリスクと考えており、弊社のマネージドフュチャーズはリスクとリターンのバランス配分で優位なパフォーマンスを発揮する戦略(プロダクツ)を揃えております。弊社ではトレンドフォロー戦略により変化の兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。



【2】取扱いファンドの運用実績

評価日2024年9月30日
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.53 0.00% 1.92% -3.64%
円・クラス 46.78 -0.06% 0.13% -5.59%
ゴールド米ドル・クラス 0.92 -1.08% 5.75% 15.00%
ゴールド円・クラス 130.87 -0.49% 4.35% 17.95%
シルバー米ドル・クラス 0.91 -3.19% 7.06% 12.35%
シルバー円・クラス 88.57 -2.11% 4.97% 15.04%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.37 0.00% 0.00% -7.50%
円・クラス 36.99 -0.19% 0.16% -9.74%
レインボー・オールシーズンズ
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 37.55 -0.71% 3.13% 9.57%
ゴールド円・クラス 102.68 -0.72% 6.33% 38.07%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【3】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2024年10月29日(火)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2024年10月29日(火)

スーパーファンド・ジャパン・レインボー・オールシーズンズ

2024年10月29日(火)


お問い合わせ
電話:03-3508-6700(代表)
平日9:00-17:00
ファックス:03-3508-6730(代表)
電子メール:tokyo@superfund.jp

資料請求はこちらから
https://superfund.jp/

メールアドレスの変更

購読中止をご希望の方


本資料は、スーパーファンド・ジャパン株式会社が作成したものであり、金融商品取引法に基づく法定の開示資料ではありません。また、本資料は投資に係る参考情報を提供することを目的とし、特定の有価証券の勧誘を目的として作成したものではありません。

スーパーファンドが取扱うファンドは投機性の高い金融商品です。主なリスクには、市場リスク、金利リスク、信用リスク、為替リスク、デリバティブ取引リスクがあります。ファンドのゴールド・クラスの運用実績は、スーパーファンドのトレーディング・システムの運用成果のほかに、円建て金価格の変動による影響を受けます。また、金価格に対して完全にヘッジされる(すなわち金価格に完全に連動する)という保証はありません。同じ投資戦略を採用するスーパーファンドのファンドの運用実績は、手数料・報酬体系の違い、運用資産額の規模、売買のタイミング等、複数の要因(これらに限定されません)に応じて異なります。

ファンドの純資産価額は各市場などの価格変動によって大きな影響を受けるほか、レバレッジを伴う先物やオプション取引は、急激な損失を被る恐れがあるため、投資元本を大きく割り込む可能性があり、場合によっては投資金額全額を失う可能性があります。スーパーファンドの特定のファンドに対する投資に伴うリスク、手数料、報酬、費用等の詳細については、該当の目論見書を必ずお読みください。

本資料に記載されている情報は、信頼性が高い情報源よりまとめられたものですが、情報に関する正確性、完全性、信頼性を保証するものではなく、将来の運用成果、市場環境の変動等を保証するものでもありません。また、予想指数は、分析時の見解に基づいたものであり、これらの予想指数が変更されても本資料を再発行する義務はありません。本資料に記載されている情報等の利用により生じた損害等に対し、当社は一切責任を負いません。

スーパーファンドは、スーパーファンドブランドのトレーディング・システムを活用したヘッジファンド戦略ファンドの管理・運用、投資顧問業及び営業・マーケティングのサービスを共同で提供する連合事業体です。スーパーファンドが発行した有効な授権書が無い限り、スーパーファンド内の企業は、スーパーファンド内の他の企業の行動に対して責任を負わないものとします。

本資料に記載されている運用実績は、すべての間接費用(申込手数料及び税金は除く)差し引き後の純収益で表しています。これらの過去の運用実績は将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。

当社の概要
商号: スーパーファンド・ジャパン株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第98号
本店所在地: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目9番1号
虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス 11階
加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2024年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
設立年月日: 2005年11月1日
連絡先: 03-3508-6700
ホームページ: https://www.superfund.co.jp/