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マーケット概況コメント(月間:2024年10月)


2024年11月号


【1】マーケット概況コメント(月間:2024年10月)
【2】取扱いファンドの運用実績
【3】お申込み受付日のご案内


【1】マーケット概況コメント(月間:2024年10月)

株式セクター

ボラティリティの大きさ、経済指標の変化、米大統領選を控えた不透明感のなか、10月の世界株式市場は下落に転じました。市場参加者は、インフレと金利に影響を与える潜在的な政策変更を念頭に、警戒と楽観の両方を示しました。S&P500種株価指数は5ヵ月連続の上昇に終止符を打ち、ナスダック総合株価指数は2ヵ月ぶりのマイナスとなりました。一部の大企業の四半期決算が期待外れだったことに加え、マクロ経済の不透明感や金利先高観が市場の収益を圧迫しました。主要な米国株式市場がマイナスとなるなか、日本のTOPIXと日経平均株価はそれぞれ1.78%と2.92%のプラスリターンを記録しました。中国株は株式セクターの中で最悪のパフォーマンスとなりました。経済活動の活性化を目的とした期待された支援策が投資家心理を刺激するのに失敗し、過去27年間で最悪のパフォーマンスを記録しました。上海証券取引所と深セン総合指数がともに急落したのは、中国国家発展改革委員会(NDRC)と同財政省が追加的な政策計画を示さなかったことが投資家に印象づけられなかったためです。全体として、年末が近づくにつれ、投資家は見通しを控えめにせざるを得なくなり、下落の可能性のリスクと安定と改善への期待のバランスを取っています。

債券セクター

10月は、予断を許さない米大統領選を前に投資家がリスク削減を選択したため、国債にとって厳しい月となりました。債券売りは月の後半に顕著になり、資産クラス全体に波及しました。世論調査では、ドナルド・J・トランプ大統領候補がライバルを引き離しており、市場は共和党が勝利すればインフレ政策が強まる可能性が高まると解釈していました。米国債利回りは、9月の非農業部門雇用者数が予想を上回ったことと、インフレ率が2.4%に低下したことでさらに上昇しました。このため投資家は、連邦準備制度理事会(FRB)が11月にさらに50ベーシスポイントの利下げを実施するとの予測を後退させました。世界的にも、10月には大幅な売り越しが記録されました。イギリスでは、労働党新政権が初の予算発表で400億ポンドの増税と年間280億ポンドの追加借入れ計画を明らかにしたため、英国10年ギルトの利回りが急上昇しました。欧州中央銀行(ECB)は10月中旬、インフレ率が予想を上回り、今後数カ月でさらに上昇する可能性があるとのデータを受けて、さらに25ベーシスポイントの利下げを行いました。

コモディティセクター

10月のコモディティセクターはまちまちの結果となり、貴金属が最も輝いた一方、工業用金属とソフトコモディティ(穀物以外の農産物)は、期待外れのリターンとなりました。金相場は目覚ましい上昇を続け、過去最高値を連発しました。また、銀相場は経済懸念と米大統領選の不透明感から安全資産としての需要が高まり、12年ぶりの高値まで急騰しました。天然ガスは、エネルギー・セクターに再び弱さが浸透し始めたことから急落しましたが、その他のエネルギー・セクターはすべてプラス圏で月を終えました。石油需要安定への期待は、リビアとサウジアラビアでの原油供給量増加に対する懸念によって打ち消されました。天然ガス価格は、米国と欧州で温暖化が予想されるなか、発電用の天然ガス需要が低迷していることを示し、苦戦しました。工業用金属、特にニッケルは、インドネシアと中国からの供給増により、生産抑制にもかかわらず価格が下落し、大きな打撃を受けました。大豆と大豆製品は、ブラジルの降雨予報が高まったことで生産予測が下方修正され、月間を通じて大きな圧迫要因となりました。

為替セクター

10月のドル・インデックス(米ドル(グリーンバック)の対主要通貨バスケット相場)は、3ヵ月連続の下落を脱し、持ち直しました。グリーンバックは、多くの良好な経済データと米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げの規模と速度に関する期待に後押しされました。また、11月に行われる大統領選挙でドナルド・J・トランプ前米大統領が勝利し、関税引き上げなどのインフレ政策が実施される可能性が高まるとの市場予想が高まったことも追い風となりました。日本の連立与党が選挙で敗北し、政治と金融政策の不透明感が高まったため、日本円は米ドルに対して長期的な円安を続け、3ヵ月ぶりの安値をつけました。ユーロは、景気見通しの悪化を理由に欧州中央銀行が10月に今年3回目となる利下げを実施したため、月間で2023年9月以来の大幅下落となりました。

暗号資産セクター

暗号資産の面では、ビットコインが月間を通じて強気で推移し、10月には11%という驚異的なリターンを記録しました。ビットコイン及び他の暗号資産商品の直近の上昇は、主に米国のスポットETFへの機関投資家の大規模な投資によって煽られており、伝統的な投資家からの強い支持を示しています。ビットコインの値動きをさらに勢いづかせたのは、米大統領候補ドナルド・トランプ氏の親ビットコイン姿勢で、市場はこれを大いに歓迎しています。

出所:Superfund Market Commentary – October 2024を和訳編集して記載
弊社では、個別リスクに一元的に左右される資産配分が根源的なリスクと考えており、弊社のマネージドフュチャーズはリスクとリターンのバランス配分で優位なパフォーマンスを発揮する戦略(プロダクツ)を揃えております。弊社ではトレンドフォロー戦略により変化の兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。



【2】取扱いファンドの運用実績

評価日2024年10月31日
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.51 -1.92% -3.77% -7.27%
円・クラス 45.35 -1.58% -3.06% -8.48%
ゴールド米ドル・クラス 0.91 -2.15% -1.09% 13.75%
ゴールド円・クラス 137.26 -1.20% 4.88% 23.71%
シルバー米ドル・クラス 0.90 -6.25% -1.10% 11.11%
シルバー円・クラス 92.72 -5.67% 4.69% 20.43%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.35 -2.78% -5.41% -12.50%
円・クラス 35.07 -2.01% -5.19% -14.42%
レインボー・オールシーズンズ
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 36.07 -2.22% -3.94% 5.25%
ゴールド円・クラス 109.78 -2.73% 6.92% 47.61%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【3】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2024年11月26日(火)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2024年11月26日(火)

スーパーファンド・ジャパン・レインボー・オールシーズンズ

2024年11月26日(火)


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平日9:00-17:00
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資本金: 275百万円(2024年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
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