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マーケット概況コメント(月間:2021年11月)



2021年12月号


【1】マーケット概況コメント(月間:2021年11月)
【2】セミナーのご案内
【3】取扱いファンドの運用実績
【4】お申込み受付日のご案内


【1】マーケット概況コメント(月間:2021年11月)

11月の米国株式市場は、10月に続いて好調なスタートを切った後、月末にかけてボラティリティーが高くなり、新たに再選出されたパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派的な発言や、最新のCovid-19変異株「オミクロン」のニュースを受けて、CBOEボラティリティー・インデックスが大きく上昇しました。月の大半は株式市場が堅調に推移し、主要な株価指数は最高値を更新しましたが、「オミクロン」の変異株に関するニュースが報じられると、センチメントが急速に変化しました。新しい変異株の性質についての情報が限られていたため、市場は変動が激しくなり、最終的には、特定の場所からの国際便の運航を停止したり、完全に国境を閉鎖したりするなど、国際社会の対応により、急激に売られました。

全体的に売り込まれたにもかかわらず、米国市場はグローバルインデックスをアウトパフォームしました。これは、米国市場がバリュー株よりもグロース株へのエクスポージャーが高いことが主な要因であり、グロース株がバリュー株を上回る結果となりました。その結果、S&P500はマイナス成長となりましたが、ナスダック100インデックスとナスダック総合インデックスはプラス成長となりました。欧州市場は、新変異株の発表に先立って行われたロックダウンの影響もあり、非常に厳しい結果となり、欧州の主要株価指数はすべてマイナスとなりました。このパターンに沿って、EUREX DAX インデックス、CME E-mini Russel インデックス、CBT DowJones インデックスは、スーパーファンドのレッドおよびシステマティック・オールウェザー・ファンドのボトムパフォーマーとなりましたが、CME E-mini NASDAQ100インデックスはシステマティック・オールウェザー・ファンドのトップパフォーマーとなりました。全体的に、スーパーファンドのレッド、グリーン、システマティック・オールウェザー・ファンドは、株式指数部門でマイナスのリターンとなりました。

政策面では、米国連邦準備制度理事会(FRB)の議長にジェローム・パウエル氏が4年の任期で再任されました。FRBの現在の計画では、毎月の債券購入額を1,200億ドルから2022年半ばまでにゼロにすることになっています。パウエル氏をはじめとするFRBメンバーは、今月中にテーパリングのペースを速めることを口にしていましたが、Covid-19の新変異株をめぐる不確実性により、これが短期的に達成される可能性は低くなるかもしれません。米国債の利回りは、リスクオフの心理から、他の主要国債の利回りと同様に低下しました。スーパーファンドのレッド、グリーン、システマティック・オールウェザー・ファンドは、その後の国債価格の上昇を受けて、債券セクターでプラスのリターンを上げました。

コモディティセクターでは、原油価格が2020年3月以来の月間最悪の下落率を記録しました。原油価格の下落のきっかけとなったのは、11月初め、ジョー・バイデン米大統領が、米国の供給不足に対応するため、米国の戦略的備蓄である5,000万バレルの原油の放出を発表したことでした。これは米国史上最大の放出量であり、他の先進国の放出と協調して行われました。月末近くになると、市場参加者は新変異株による移動や旅行の制限が世界のエネルギー需要に影響を与えることに備え、価格はさらに下落しました。これに伴い、NYMEX_Crude_Oilは、グリーンファンドおよびシステマティック・オールウェザー・ファンドの最下位のパフォーマンスとなりました。他の商品も市場全体のセンチメントが悪いために苦戦し、伝統的に安全資産と考えられている金の価格も意外にも1ヶ月間で下落しました。従って、スーパーファンドのレッド、グリーン、システマティック・オールウェザー・ファンドが、コモディティセクターで純マイナスのリターンを上げたのは当然のことです。

11月に入り、投資家が安全資産を求め、米国の金融政策の引き締めに向けた姿勢を見せたため、米ドルはほとんどの市場通貨に対して上昇しました。もうひとつの安全資産である日本円も、11月はわずかに上昇しました。トルコは20%を超える極端なインフレに悩まされており、トルコ中央銀行が通貨の安定化を図るために外貨準備を売却したため、トルコリラは月末に向けて上昇しましたが、月全体を通して大きく売られました。ビットコインも月をまたいで下落し、Covid-19の新変異株が発見された日に急落しました。スーパーファンドのシステマティック・オールウェザー・ファンドは通貨セクターでわずかにプラスとなりましたが、レッドとグリーン・ファンドはともにマイナスとなりました

弊社では、個別リスクに一元的に左右される資産配分が根源的なリスクと考えており、弊社のマネージドフューチャーズはリスクとリターンのバランス配分で優位なパフォーマンスを発揮する戦略(プロダクツ)を揃えております。弊社ではトレンドフォロー戦略により変化の兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。

出所:Superfund Market Commentary – November 2021を和訳編集して記載


【2】 セミナーのご案内
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、当面の間新たなセミナーの開催を中止しております。個別のお問い合わせ・ご相談につきましては、お受けいたします。お気軽にご相談ください。

皆様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情を鑑みご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。



【3】取扱いファンドの運用実績

評価日2021年11月30日
 
 
 
 
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.96 -4.00% -6.80% 0.00%
円・クラス 78.21 -6.25% -7.19% 9.29%
ゴールド米ドル・クラス 1.22 -6.87% -7.58% 1.67%
ゴールド円・クラス 131.78 -7.99% -7.72% 10.79%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.84 -5.62% -7.69% 1.20%
円・クラス 80.29 -7.67% -9.13% 10.03%
レッド
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.8115 -3.12% -3.60% -3.83%
円・クラス 94.2138 -4.79% -4.33% 5.40%
ゴールド米ドル・クラス 0.8259 -3.69% -4.22% -10.95%
ゴールド円・クラス 95.8965 -5.34% -4.95% -2.41%
シルバー米ドル・クラス 0.5865 -5.95% -8.60% -18.05%
シルバー円・クラス 68.0911 -7.59% -9.31% -10.20%
システマティック・オールウェザー
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 46.34 -3.05% -3.28% 7.69%
ゴールド円・クラス 71.14 -5.26% -4.41% 9.09%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【4】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2021年12月29日(水)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2021年12月29日(水)

スーパーファンド・ジャパン・レッド

2021年12月29日(水)

スーパーファンド・ジャパン・システマティック・オールウェザー

2021年12月29日(水)


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平日9:00-17:00
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