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現在の銀市場で何が起きているのか(解説)



2021年2月号


【1】現在の銀市場で何が起きているのか(解説)
【2】セミナーのご案内
【3】取扱いファンドの運用実績
【4】お申込み受付日のご案内


【1】現在の銀市場で何が起きているのか(解説)

年初から2月2日まで、銀はすでに10%上昇しており、価格は一時的に1オンスあたり30ドルと2013年以来の最高水準に達しています。銀への関心は大幅に高まっており、ソーシャルメディアの影響も受けており、間違いなく金融市場への影響が大きくなっています。マスコミやブルームバーグのようなサイトからの報告によると、GameShop株の高騰の背後にある可能性が最も高いWallstreetbetsと呼ばれるRedditのソーシャルネットワーク上の投資グループが現在銀を購入しています。現在、私たちは明らかに情報過多に嵌っており、どの情報が真実でどれが単なる操作であるかを理解することはすでに困難です。そのため、噂ではなく事実に焦点を当てようとします。

2021年1月31日の日曜日には、投資対象として銀を実物で購入するという陶酔感がありました。アメリカの銀ディーラーからは、需要の大幅な増加が報告され、一時的に販売を停止せざるを得なくなりました。延棒やコインの形での銀投資は非常に小さい市場であり、現在のすべての供給を吸収するのには、実際には多くの資本を必要としません。さらに、1オンスの銀貨のディーラーボーナスは、平均を大きく上回る需要のために、2ドルから5ドルに上昇しました。実物の銀を購入した人々が短期間でその売却の決断をすることはなかなか想像できません。実物の銀への投資には、追加のコストもかかります。ディーラーへのボーナス、配送コスト、VAT、そして何よりも、販売コストと購入者を見つけるための時間です。銀をディーラーに販売することはできますが、その場合は20%のディスカウントを考慮する必要があります。上記の理由により、購入した銀がすぐに市場に戻ることはないと予想しています。さらに、銀貨や延棒の需要は依然として増加しているため、今後購入するものはさらに多くなる可能性があります。

銀の過小評価は数年前から話題になっていましたが(それ以上の過去ではないにしても)、値上げを引き起こすにはもっと何かきっかけが必要です。銀の需要は、産業、宝飾品メーカー、または投資対象としての需要に分けられます。現在、実物としての銀投資と、銀ファンド、鉱業会社、銀デリバティブの両方に対する需要が大幅に増加しています。もちろん、需要の増加がどのくらいの期間発生し、それがどの程度の成長をもたらすかを正確に見積もることは不可能です。多くの投資家による銀の認識は今や明らかに変化しており、それが追加の需要を引き起こしました。
銀の人気は最近のイベントの恩恵を受けており、最近ではファッションが金融市場に大きな影響を与えています。これは、たとえば、イーロン・マスクのツイートやビットコインの価格高騰に見られます。他の暗号通貨がより優れた技術を持っているにもかかわらず、ビットコインが依然として最も重要な暗号通貨であるのはなぜでしょう?

ここでは人気が鍵です。投資対象としての銀の認識は多くの投資家に届いています。そして最も重要なことに、銀を支持する多くの論拠があります。私たちの考えでは、銀は今後数年間に渡っても大きな可能性を秘めており、現在の上昇が投機的な資本移動によって引き起こされたとしても、ファンダメンタル分析の観点からは正当化されます。

長期の銀価格チャートでは、最近はほとんど変化がなく、2011年のピークレベルをはるかに下回っています。 月曜日(2021年2月1日)、銀の価格は1オンスあたり30ドルを突破し、2013年以来の最高水準になりました。長い期間を分析すると、ここには売りシグナルは表示されません。 さらに、金価格と銀価格の相関関係が高く、これは銀が金に比べて依然として過小評価されていることを証明しています。

我々は長い期間に関心がありますが、まずは短い期間を示すチャートで何が起こっているかを確認することも価値があります。2020年には、銀価格は1オンスあたり約30ドルでピークに達し、その後、価格修正され定常化しました。価格は数ヶ月間横ばい傾向にとどまりました。昨年の高値に達しましたが、その日の終値を見ると、価格は30ドルを下回っています。昨年の安値を下回る可能性は低いので、このレベルから価格上昇が始まることは想定ないでしょう。重要なのは、主に約27ドル、次に約25ドルのさらなるサポートラインでしっかり需要があるかどうかです。これらのレベルへの価格の戻りはネガティブに見るべきではありません。私たちの考えでは、本当のネガティブなシナリオは、銀価格が今後3か月以内に再び30ドルを突破しようとしない場合です。

今日の市場のマネー流通額は、最新起こった状況、すなわち、GameStop、AMCエンターテインメントホールディングス、およびヘッジファンドのショート対象である他の企業への投機的攻撃につながっています。中央銀行や政府によって導入された新しいお金には副作用があることを私たちは長い間お伝えしてきましたし、現実に私たちはそれを目撃しています。私たちはもともと消費財の買い物をしていましたが、今では資本財の買い物をしています。印刷された新しいお金はどこかに使われるか預けられる必要があり、私たちはそのようなイベントがもっと増えることを期待しているのです。

出所:スーパーファンドのポーランド語レポート「20210202 komentarz_do_obecnej_sytuacji_na_rynku_srebra」を和訳


【2】 セミナーのご案内
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、当面の間新たなセミナーの開催を中止しております。個別のお問い合わせ・ご相談につきましては、お受けいたします。お気軽にご相談ください。

皆様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情を鑑みご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。



【3】取扱いファンドの運用実績

評価日2021年1月29日
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.96 -4.00% 0.00% 0.00%
円・クラス 72.36 -3.26% 1.12% 1.12%
ゴールド米ドル・クラス 1.18 -3.28% -1.67% -1.67%
ゴールド円・クラス 118.96 -2.28% 0.01% 0.01%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.83 -5.68% 0.00% 0.00%
円・クラス 73.81 -4.40% 1.15% 1.15%
レッド
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.8406 -1.95% -0.38% -0.38%
円・クラス 90.2832 -1.21% 1.00% 1.00%
ゴールド米ドル・クラス 0.9020 -1.61% -2.75% -2.75%
ゴールド円・クラス 96.8917 -0.87% -1.39% -1.39%
シルバー米ドル・クラス 0.7281 4.24% 1.73% 1.73%
シルバー円・クラス 78.2052 5.02% 3.14% 3.14%
シャープ・パリティ
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 42.29 -1.65% -1.72% -1.72%
ゴールド円・クラス 63.43 -0.53% -2.73% -2.73%
評価日2021年2月2日
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.98 2.08% 2.08% 2.08%
円・クラス 74.29 2.67% 2.67% 3.81%
ゴールド米ドル・クラス 1.20 1.69% 1.69% 0.00%
ゴールド円・クラス 121.18 1.87% 1.87% 1.87%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.86 3.61% 3.61% 3.61%
円・クラス 76.34 3.43% 3.43% 4.62%
レッド
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.8520 1.36% 1.36% 0.97%
円・クラス 91.7708 1.65% 1.65% 2.67%
ゴールド米ドル・クラス 0.9062 0.47% 0.47% -2.30%
ゴールド円・クラス 97.6130 0.74% 0.74% -0.66%
シルバー米ドル・クラス 0.7241 -0.55% -0.55% 1.17%
シルバー円・クラス 78.0041 -0.26% -0.26% 2.88%
シャープ・パリティ
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 43.07 1.84% 1.84% 0.09%
ゴールド円・クラス 64.23 1.26% 1.26% -1.50%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【4】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2021年2月24日(水)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2021年2月24日(水)

スーパーファンド・ジャパン・レッド

2021年2月24日(水)

スーパーファンド・ジャパン・シャープパリティ

2021年2月24日(水)


お問い合わせ
電話:03-3508-6700(代表)
平日9:00-17:00
ファックス:03-3508-6730(代表)
電子メール:tokyo@superfund.com

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指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2020年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
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