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資産ヘッジニーズとしての金の価値


2020年8月号
 

新型コロナウィルスの感染により影響を受けられた皆さまに、心からお見舞い申しあげます。

【1】資産ヘッジニーズとしての金の価値
【2】セミナーのご案内
【3】取扱いファンドの運用実績
【4】お申込み受付〆切日のご案内


【1】資産ヘッジニーズとしての金の価値

金価格の上昇と共に、金の資産価値に対する再評価が始まっています。一方で、既に高値圏にあるという警戒感と、まだまだ上昇トレンドの入り口に過ぎないという楽観論が混在しているのも現実です。我々現代人は短期的な金の売買にとらわれがちですが、資産ヘッジニーズとしての中長期的な金の価値に目を向けるべきなのです。

弊社ではファンド設立以来、一貫して金の資産価値に着目し、金を主軸としたサブファンドを何本も運用してきました。弊社の創立者でありオーナーであるクリスチャン・バハ社長が、母国通貨であったオーストリア・シリングが無くなりユーロに切り替わるのを見て、金投資への確信を深めたと云われています。安全資産と云われる円を母国通貨に持つ私達日本人にはピンと来ないかもしれません。しかし、仮に東アジアや東南アジアで通貨統合が起き、円が新通貨に切り替わるとしたらどう考えるでしょう。やはりユーロで起きたのと同じように新通貨の価値に不安と期待が入交り、より安全資産である金に目が向くのではないでしょうか。

金価格が堅調である背景には、金のETFが欧州において大量かつ継続的に積み上げられており、さらに米国や中国はじめとするアジア諸国も追随して金ETFを発行しています。金価格の短期的な上下変動に関係なく金ETF残高が積みあがっており、リーマンショック直後の投機的な状況とは質が違う実需が背景となっているのです。

この傾向は、中央銀行の動向を見るともっと分かりやすくなります。昨年はロシアや中国、東欧諸国の中央銀行が盛んに金を買っていました。今年に入ってコロナ禍が拡大するとさすがに金を買う余裕がなくなり購入量は減っています。その中で、今年上半期で積極的に金を買っていた国はトルコであります。トルコは自国経済見通しが相当悪くなるときに金を買う傾向にあります。過去、幾度もの危機に瀕してきたトルコは、金がまだ買えるときに買っておいて、どん底になった時に少しずつ換金して生き延びるということを繰り返してきています。

これらの国々にとって、金とは為替や金利、株式と逆相関で連動する特性を生かして利ザヤを稼ぐという単なる金融商品ではなく、国の存亡を賭けるに値する究極のリスクヘッジ資産なのです。その意味では金価格がどこまで上がるかではなく、金の価値が下がらないことが最も重要で、保有資産のある一定割合を金に振り向けることが必然なのです。コロナ禍で過去最大規模の補正予算や基金が組まれましたが、赤字国債発行や将来の増税などで国民負担となっていきます。通貨の価値が下がり、金利もマイナス金利となってくれば、利子のつかない金の相対価値が上がるのは自然の成り行きであります。最近では、株式市場が上昇しても、金価格が上昇しており、株式と金の逆相関関係は崩れつつあります。つまり、株式でも2極化しているように、本物の価値ある資産は株式であろうと金であろうと買われるのが自然なのです。

パンデミック後の世界をニューノーマルと呼んでいますが、金融資産の世界もニューノーマルに入ってきているのです。豊臣秀吉が黄金の茶室を造らせたように、快適なリモートワーク環境を整えるために、未来の超大富豪たちはスペースコロニーに居場所を移すことも空想ではなくなってきています。宇宙から地球を眺めたときに、果たして為替、金利、株式、金などの価値がどのように映るのか、思考実験してみてはいかがでしょうか?新鮮な発見があるかもしれません。

弊社ではこれらのトレンドの兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。

出所:森田アソシエイツ、他

【2】 セミナーのご案内

新型コロナウィルスの感染拡大にともない、当面の間新たなセミナーの開催を中止しております。 個別のお問い合わせ・ご相談につきましては、お受けいたします。 お気軽にご相談ください。

皆様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情を鑑みご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。

【3】取扱いファンドの運用実績

【評価日】2020年7月31日
グリーンA
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.62 0.00% 3.33% 5.08%
円・クラス 56.96 -1.03% 2.41% 3.81%
ゴールド円・クラス 118.52 5.06% 10.60% 29.39%
グリーンB
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 1.03 0.00% 7.29% 14.44%
円・クラス 78.32 -0.84% 5.02% 10.95%
ゴールド米ドル・クラス 1.37 5.39% 15.13% 39.80%
ゴールド円・クラス 140.01 5.15% 13.15% 36.76%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.91 1.11% 9.64% 16.67%
円・クラス 81.27 -0.82% 7.19% 13.46%
レッド
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.8434 -0.27% 2.64% -8.43%
円・クラス 91.5728 -1.18% 0.64% -10.78%
ゴールド米ドル・クラス 0.9714 6.12% 11.81% 13.55%
ゴールド円・クラス 105.4868 5.15% 9.63% 10.65%
シルバー米ドル・クラス 0.6586 11.23% 32.22% 17.34%
シルバー円・クラス 71.5212 10.23% 29.65% 14.33%
シャープ・パリティ
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 41.12 2.83% 7.06% -1.30%
ゴールド円・クラス 66.72 8.12% 13.90% 13.07%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【4】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーンA
2020年8月27日(木)
スーパーファンド・ジャパン・グリーンB
2020年8月27日(木)
スーパーファンド・ジャパン・グリーンC
2020年8月27日(木)
スーパーファンド・ジャパン・レッド
2020年8月27日(木)
スーパーファンド・ジャパン・シャープパリティ
2020年8月27日(木)
*当社取扱商品は、市況により投資元本を割り込む恐れや、場合によっては投資金額全額を失う恐れがあります。
*当社取扱商品に関するリスク、手数料及びその他費用の詳細は目論見書等をご覧ください。

お問い合わせ
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ファンドの純資産価額は各市場などの価格変動によって大きな影響を受けるほか、レバレッジを伴う先物やオプション取引は、急激な損失を被る恐れがあるため、投資元本を大きく割り込む可能性があり、場合によっては投資金額全額を失う可能性があります。ファンドは、その投資元本が保証されたものではなく、預金保険機構の保護対象ではありません。スーパーファンドの特定のファンドに対する投資に伴うリスク、手数料、報酬、費用等の詳細については、該当の目論見書を必ずお読みください。

本資料に記載されている情報は、信頼性が高い情報源よりまとめられたものですが、情報に関する正確性、完全性、信頼性を保証するものではなく、将来の運用成果、市場環境の変動等を保証するものでもありません。また、予想指数は、分析時の見解に基づいたものであり、これらの予想指数が変更されても本資料を再発行する義務はありません。本資料に記載されている情報等の利用により生じた損害等に対し、当社は一切責任を負いません。

スーパーファンドは、スーパーファンドブランドのトレーディング・システムを活用したヘッジファンド戦略ファンドの管理・運用、投資顧問業及び営業・マーケティングのサービスを共同で提供する連合事業体です。スーパーファンドが発行した有効な授権書が無い限り、スーパーファンド内の企業は、スーパーファンド内の他の企業の行動に対して責任を負わないものとします。

本資料に記載されている運用実績は、すべての間接費用(申込手数料及び税金は除く)差し引き後の純収益で表しています。これらの過去の運用実績は将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。


当社の概要

商号: スーパーファンド・ジャパン株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第98号
本店所在地: 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 帝国ホテルタワー10階
加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金、(一社)投資信託協会
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2020年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
設立年月日: 2005年11月1日
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