資産運用:天候に左右されないポートフォリオが必要です
年初には多くの新年の挨拶が交わされますが、資産運用において本当に必要なのは「運」ではなく、あらゆる市場の「天候」に耐え得る、練り上げられた戦略です。その役割を担うのが、オールウェザーポートフォリオです。これは、異なる市場局面においても安定性を維持することを目的として設計されています。
たとえ大規模な株式市場の暴落が起きたとしても、損失をできる限り抑えることを目標とします。そのために、相関の低い複数の資産クラスへ幅広く分散投資を行い、リスクとリターンのバランスを取ります。この考え方は、ノーベル経済学賞を受賞したハリー・マーコウィッツ教授の現代ポートフォリオ理論に基づくものです。筆者は幸いにも、同教授と直接お会いし、議論する機会に恵まれました。
資産配分の経験則としては、ロスチャイルド家が台頭した時代以来、「株式、金などの貴金属、土地・不動産をそれぞれ3分の1ずつ配分する」という考え方が知られています。このアプローチは、今日においても十分に有効であるとされています。金や銀はインフレーションに対する保険として機能し、不動産(不動産株ではなく現物不動産)はポートフォリオ全体に安定性をもたらします。
さらに、少額のコモディティ(商品)を組み入れることで、他の資産とは異なる値動きが期待でき、ポートフォリオの有効な補完となります。リターン機会の多くは株式市場で捉えますが、その際にはコストの低いETFを活用することが望ましいとされています。また、ヘッジファンドを一部組み入れることで、株式市場の急落時における損失を和らげる、追加的な防御策とすることも可能です。
ポートフォリオは年に一度点検し、当初設定した目標配分に戻すよう調整することが重要です。なお、このアプローチにおいて国債がほとんど考慮されない理由については、次回あらためて詳しく解説いたします。

クリスチャン・バハ
スーパーファンド創立者からのゲストコメント
(*2026年1月4日(日)記事を翻訳編集)
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