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銀価格の中長期的展望



2020年10月号


【1】銀価格の中長期的展望
【2】セミナーのご案内
【3】取扱いファンドの運用実績
【4】お申込み受付日のご案内


【1】銀価格の中長期的展望

商品セクターでは貴金属価格が9月に反落し、特に銀価格が、より厳しいコロナウイルス規制によって経済が打撃を受けるという懸念を理由に急落、最も大きな打撃を受けました。この下落は、急騰の反動による修正局面として扱われるべきでしょう。テクニカル分析によると、銀価格が1オンスあたり20ドルの水準を突破すると、強い買いシグナルをもたらしました。この水準突破の後、銀価格は大幅に加速し上昇していきました。短期的な変動が移動平均に収斂していくのは自然の流れです。次の抵抗線である35ドルに向けて上昇トレンドが形成されつつあります。その後は、50ドル前後の歴史的なピークしかありません。ただし、これらのレベルは今後数年内に破られると予想されます。

「銀」というこの貴金属の将来への見通しが、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の両方の点で大幅に改善されたため、2020年前半は銀市場にとって画期的な展開となりました。マクロ経済状況は、まさに90度の方向転換をしました。中央銀行は金融政策をさらに緩めたため、2009年から2011年と同様に、最終的には貴金属や工業用金属の価値上昇につながるはずです。また、社会不安に対する認識も大きく変化しており、貴金属を含む安全資産への避難がさらに増えるはずです。同様の状況は、世界貿易センターへのテロ攻撃の後、2001年にも起こりました。

もう1つの、はるかに長期的な問題は、今日の紙幣に対する国民の信頼の低下です。 同様の状況は、ドルが準備通貨でもあり、世界で最も重要な通貨であることが、絶えず脅かされた1970年代にも起こりました。米国は多額の借金を抱えていたため、ドルに対する信頼が低下し、その結果、貴金属の巨大な強気相場が発生しました。そして今年も貴金属の飛躍的な価格変動が起こり始め、再びこの市場で大きなブームが予想されます。銀に対する関心の高さは明確であり、今年の価格上昇は偶発的なものではありません。

2011年から2015年にかけて、銀は70%の下落を経験し、その時から始まった今回の上昇相場は、前回の上昇相場と同様に、投資家に対して非常に高い収益を提供することとなるでしょう。現時点では、このような想定は、楽観に過ぎず、可能性も低いように思われますが、金融市場は極端な悲観論から極端な楽観論・幸福感へと変化する事が多々あることを忘れてはなりません。 実際に起こる強気相場のレベルは、究極の楽観主義者の期待値さえも上回ってしまいます。

最近、弊社では金価格の予測を$5,123としました。これは、2020年9月9日の価格(オンスあたり$ 1,948)を163%上回っています。銀価格と金価格の間には非常に高い相関関係があります。つまり、これらの貴金属価格が変化する方向性はほとんどの場合同じです。 ただし、変化のペースは異なります。 銀市場は金市場よりはるかに小さいからです。銀市場への需要の物理的なわずかなシフトは、この金属の価格に大幅な上昇をもたらす可能性があります。

私たちが経験した、二度の上昇相場の2つのピーク時には、金/銀価格レシオは約30でありました(現在は72)。したがって、将来的には、またこの水準でバランスすることが予想されます。これは、銀価格が金価格の2.4倍速く上昇することを意味します。弊社の見解では、銀価格が金価格の2倍の速さで上昇することを、最も可能性の高いシナリオと想定し、このシナリオに60%の確率を設定しました。

弊社ではこれらのトレンドの兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。

出所:スーパーファンドのポーランド語レポート「PROGNOZA DLA CEN SREBRA」(銀価格の予測)から引用し日本語訳


【2】 セミナーのご案内
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、当面の間新たなセミナーの開催を中止しております。個別のお問い合わせ・ご相談につきましては、お受けいたします。お気軽にご相談ください。

皆様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情を鑑みご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。



【3】取扱いファンドの運用実績(2020年9月末時点)

グリーンA
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.59 -1.67% -4.84% 0.00%
円・クラス 53.82 -0.26% -4.76% -1.91%
ゴールド円・クラス 106.92 -0.73% -8.98% 16.73%
グリーンB
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.95 -1.04% -6.86% 5.56%
円・クラス 72.39 -0.59% -6.62% 2.55%
ゴールド米ドル・クラス 1.21 -1.63% -11.03% 23.47%
ゴールド円・クラス 122.99 -1.02% -11.10% 20.13%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.82 -1.21% -7.87% 5.13%
円・クラス 73.43 -0.90% -8.43% 2.51%
レッド
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.8076 -0.53% -1.34% -12.31%
円・クラス 87.3961 -0.01% -1.75% -14.84%
ゴールド米ドル・クラス 0.8909 -1.17% -5.48% 4.14%
ゴールド円・クラス 96.4240 -0.65% -5.86% 1.14%
シルバー米ドル・クラス 0.6128 -4.71% -18.77% 9.18%
シルバー円・クラス 66.3235 -4.22% -19.10% 6.02%
シャープ・パリティ
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 40.29 0.35% -4.21% -3.29%
ゴールド円・クラス 62.45 0.23% -8.42% 5.83%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【4】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーンA

2020年10月28日(水)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンB

2020年10月28日(水)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2020年10月28日(水)

スーパーファンド・ジャパン・レッド

2020年10月28日(水)

スーパーファンド・ジャパン・シャープパリティ

2020年10月28日(水)


お問い合わせ
電話:03-3508-6700(代表)
平日9:00-17:00
ファックス:03-3508-6730(代表)
電子メール:tokyo@superfund.com

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帝国ホテルタワー10階
加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金、(一社)投資信託協会
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2020年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
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