カテゴリー
ニュース

米国中間選挙後の行方



2018年11月号

【1】米国中間選挙後の行方
【2】セミナーのご案内
【3】取扱いファンドの運用実績
【4】運用レポート
【5】お申込み受付日のご案内


【1】米国中間選挙後の行方

11月6日に行われた米国中間選挙結果は、与党の共和党が上院の過半数を維持する一方で、野党の民主党が下院の過半数を奪回する結果となりました。マスコミは米議会が上院と下院で多数派が異なる「ねじれ議会」が政権の足かせとなり、米社会の分断や対立がより先鋭化するとの懸念を表明しています。一方、選挙明け7日のニューヨーク株式市場は、ダウ平均株価が500ドル以上高い大幅な値上がりとなりました。選挙結果が想定内であったことや、トランプ大統領が記者会見で、新たな減税の実施の為に民主党との連携に言及するなど柔軟な対応を示したことで安心感が広がり株価が一段と値上がりした模様です。

ねじれ議会の影響は、財政悪化に歯止めがかかるとの見方がある一方で、国防費やインフラ投資などの歳出増は超党派の賛成が集まりやすいとの意見もあります。為替はドル高円安に振れました。イラン産原油の供給が減るとの懸念が薄れ足元の原油価格が下落した結果、実質金利が上昇したことによるものです。足元の米経済は失業率が約48年ぶりの水準に低下するなど好調です。当面はドル独歩高が続くことになりそうです。

米国の中間選挙では与党が議会での議席を失うのが通例であり、1994年中間選挙(民主党クリントン大統領の1期目)では上院、下院とも共和党が議会で多数党となり、2006年中間選挙(共和党ブッシュ大統領2期目)では民主党が上下両院で多数党に返り咲く結果となりました。その点では、今回の選挙結果はトランプ大統領の特異性を考慮すると善戦であったと云えます。

むしろ注目すべき点は投票率の高さであり、今回は期日前の投票者数が過去最多となるなど有権者が高い関心を示した結果となりました。トランプ大統領は「アメリカファースト」を掲げ、女性やマイノリティー蔑視ともとれる発言やツイッターでのマスコミ攻撃など極端な言動が波紋を呼んでいます。但し、裏を返せば、サイレントマジョリティーだった保守層右派の民意を代弁し、民主左派に火をつける結果となったわけです。その意味では、トランプ大統領は「時代の申し子」であり、米国の「民意」を掘り起こしたと云えるでしょう。

米国では中間選挙が終わるとすぐに2年後の大統領選に向けて政治も社会も動き始めます。前回のニュースレターでは今回の中間選挙と1994年、2006年の中間選挙との比較感を示しました。異常気象や太陽黒点の活動など自然現象とのアノマリーも気になるところです。トランプ大統領が共和党のワイルドカードであり続ける一方で、民主党は次期大統領候補に決め手を欠いているのは否めません。

2020年にはトランプ大統領は74歳となります。トランプ大統領が任期途中に弾劾裁判で退任しペンス副大統領が交代する可能性は低いですが、民主党の次期大統領候補は若さ、マイノリティー、ジェンダーを対立軸として打ち出すか、徹底してロシア疑惑などの証拠固めをしない限り、トランプ大統領の今の勢いを覆すことは厳しいと思われます。

かつて、米国は世界の警察官を自負する経済力と軍事力を持つ超大国でした。近年は、中国やロシアの台頭、およびエネルギー資源の多様化・偏在化などにより、大国のパワーバランスに変化が生じてきています。プーチン大統領も習近平国家主席も口では国際主義を唱えながら、実際にはナショナリストとして行動しています。トランプ大統領は口でも行動でもナショナリストとして振舞いながら、ディールに長けたビジネスマンとしての顔も持っています。

11月11日、欧州では第一次世界大戦終結100周年記念式典がパリで開催されました。フランスのマクロン大統領が演説の中で現在の国際情勢に警鐘を鳴らし、ドイツのメルケル首相やグテレス国連事務総長が国際協調の強化を目指す姿勢を示す一方で、トランプ、プーチン両氏は一定の距離感を保つという国際社会の分断が示された場となりました。年初のニュースレターで紹介したように、2018年はGゼロ(主要先進国の指導力低下)による地政学上のリセッション(後退期)に入ったことを象徴する年となりました。

世界的な保安官が不在となり、誤った判断により重大な国際的紛争が引き起こされる場所が増えつつあるのです。マーケット上昇や堅調な経済成長の持続可能性を見定めると共に、市民が分断され、政府は十分に統治できず、世界秩序が緊張している状況に目を配る時期に来ていると云えるでしょう。

出所:各種メディア、他


【2】 セミナーのご案内
スーパーファンド・ジャパンでは、従来の数多くの資産クラス(株式、債券、不動産など)と長期的な相関性の低い金融商品を提供することで、投資家の皆様のポートフォリオの長期的なパフォーマンスの安定的向上を目指します。
将来のインフレや通貨価値の下落に備え、皆様の金融資産の一部にスーパーファンドを組入れるという、資産形成・資産管理の手法をお薦めしたいと考えています。

どうぞお気軽にご参加ください。

★参加費無料!
★少人数セミナー(各回 5名まで)!
★要予約!

・セミナー開催日 参加をご希望される場合は、前日17時までにお申込ください。

12月05日(水) 18:00~19:00
12月19日(水) 18:00~19:00

・セミナーお申込は、
ホームページ
から、又はお電話にて承ります。

※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等(販売手数料および信託報酬等の諸経費、等)をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読みください。



【3】取扱いファンドの運用実績(2018年10月末時点)
グリーンA
基準価格
前週比
前月比
年初来
ファンドレポート
米ドル・クラス 0.52 0.00% -7.14% -22.05%
円・クラス 50.55 -0.04% -8.11% -22.03%
ゴールド円・クラス 70.39 -1.40% -5.25% -25.16%
グリーンB
基準価格
前週比
前月比
年初来
ファンドレポート
米ドル・クラス 0.72 0.00% -5.26% -16.28%
円・クラス 58.22 -0.17% -13.35% -26.06%
ゴールド米ドル・クラス 0.66 -1.49% -7.04% -30.53%
ゴールド円・クラス 71.87 -1.45% -8.10% -30.46%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
ファンドレポート
米ドル・クラス 0.58 -1.70% -14.71% -30.22%
円・クラス 55.71 -0.38% -14.80% -29.90%
レッド
基準価格
前週比
前月比
年初来
ファンドレポート
米ドル・クラス 0.7490 0.11% -5.85% -18.04%
円・クラス 86.7904 0.55% -6.48% -17.85%
ゴールド米ドル・クラス 0.5691 -1.64% -4.26% -25.49%
ゴールド円・クラス 65.9511 -1.21% -4.91% -25.33%
シルバー米ドル・クラス 0.3796 -3.31% -8.57% -33.36%
シルバー円・クラス 43.9875 -2.90% -9.19% -33.22%
ブルー
基準価格
前週比
前月比
年初来
ファンドレポート
円ヘッジ有・クラス 58.44 -3.12% -10.07% -20.86%
ゴールド円・クラス 68.78 -4.25% -8.91% -26.19%

*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。


【4】運用レポート
スーパーファンド・レッド(短期マネージド・フューチャーズ戦略)

スーパーファンド・ブルー(世界株式ダイナミックヘッジ戦略)

スーパーファンド・グリーン(マネージド・フューチャーズ戦略)

*金融商品へのご投資には、商品毎に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれや場合によっては投資金額全額を失う恐れがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料を良くお読みください。

【5】お申込み受付日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーンA

2018年11月28日(水)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンB

2018年11月28日(水)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2018年11月28日(水)

スーパーファンド・ジャパン・レッド

2018年11月28日(水)

スーパーファンド・ジャパン・ブルー

2018年11月28日(水)


お問い合わせ
TEL:03-3508-6700(代表)、平日9:00-17:00
FAX:03-3508-6730(代表)
EMAIL:tokyo@superfund.com

資料請求


本資料は、スーパーファンド・ジャパン株式会社が作成したものであり、金融商品取引法に基づく法定の開示資料ではありません。また、本資料は投資に係る参考情報を提供することを目的とし、特定の有価証券の勧誘を目的として作成したものではありません。

スーパーファンドが取扱うファンドは投機性の高い金融商品です。主なリスクには、市場リスク、金利リスク、信用リスク、為替リスク、デリバティブ取引リスクがあります。ファンドのゴールド・クラスの運用実績は、スーパーファンドのトレーディング・システムの運用成果のほかに、円建て金価格の変動による影響を受けます。また、金価格に対して完全にヘッジされる(すなわち金価格に完全に連動する)という保証はありません。同じ投資戦略を採用するスーパーファンドのファンドの運用実績は、手数料・報酬体系の違い、運用資産額の規模、売買のタイミング等、複数の要因(これらに限定されません)に応じて異なります。

ファンドの純資産価額は各市場などの価格変動によって大きな影響を受けるほか、レバレッジを伴う先物やオプション取引は、急激な損失を被る恐れがあるため、投資元本を大きく割り込む可能性があり、場合によっては投資金額全額を失う可能性があります。ファンドは、その投資元本が保証されたものではなく、預金保険機構の保護対象ではありません。スーパーファンドの特定のファンドに対する投資に伴うリスク、手数料、報酬、費用等の詳細については、該当の目論見書を必ずお読みください。

本資料に記載されている情報は、信頼性が高い情報源よりまとめられたものですが、情報に関する正確性、完全性、信頼性を保証するものではなく、将来の運用成果、市場環境の変動等を保証するものでもありません。また、予想指数は、分析時の見解に基づいたものであり、これらの予想指数が変更されても本資料を再発行する義務はありません。本資料に記載されている情報等の利用により生じた損害等に対し、当社は一切責任を負いません。

スーパーファンドは、スーパーファンドブランドのトレーディング・システムを活用したヘッジファンド戦略ファンドの管理・運用、投資顧問業及び営業・マーケティングのサービスを共同で提供する連合事業体です。スーパーファンドが発行した有効な授権書が無い限り、スーパーファンド内の企業は、スーパーファンド内の他の企業の行動に対して責任を負わないものとします。

本資料に記載されている運用実績は、すべての間接費用(申込手数料及び税金は除く)差し引き後の純収益で表しています。これらの過去の運用実績は将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。

当社の概要

商号: スーパーファンド・ジャパン株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第98号
本店所在地: 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 帝国ホテルタワー10階
加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金、(一社)投資信託協会
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2018年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
設立年月日: 2005年11月1日
連絡先: 03-3508-6700
ホームページ: http://www.superfund.co.jp/