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マーケット概況コメント(月間:2024年4月)


2024年5月号


【1】マーケット概況コメント(月間:2024年4月)
【2】取扱いファンドの運用実績
【3】お申込み受付日のご案内


金価格の上昇が続いています。
金価格と円についての関係を以下のリンクに掲載しました。ぜひご覧ください。

「金価格の現状分析 円建ての金価格とは?」
https://www.superfund.co.jp/goldprice


【1】マーケット概況コメント(月間:2024年4月)

株式セクター

堅調な経済データ、金利、インフレ、中東の地政学的緊張が4月の市場を動揺させました。4月の米国ISM製造業景況指数が発表され、製造業が15ヵ月連続のプラス成長から一転してマイナス成長に転じたことを受け、株価は史上最高値から反落して始まりました。月末にかけては、イランによるイスラエルへの報復攻撃の結果に対する安堵感から株価はやや持ち直したものの、イスラエルがイラン国内の防空施設への攻撃を決定したため、株価は再び下落圧力にさらされました。S&P500種株価指数は月間損失の半分を取り戻したものの、米国のインフレ懸念は根強く、米国株は下落し、S&P500種株価指数は月間4%超の下落で終えました。欧州の株価指数は米国株をアウトパフォームしましたが、英国のFTSE100種株価指数が同地域において唯一プラスで終わりました。中国株は、投資家が中国経済への楽観的な見方を強め、ベンチマークであるハンセン指数が7%近く上昇しました。

債券セクター

4月は債券価格にとって厳しい月となり、良好な経済指標と金利見通しを受け、債券価格は月の大半を弱気基調で推移しました。4月前半は、製造業の潜在的な成長の兆し、利下げ観測の後退、消費者インフレの加速などを受けて利回りが上昇しました。米国債利回りは、雇用統計の結果を受け、2023年11月以来の日中最高値を更新しました。欧州のフランス、ドイツ、イタリアの国債利回りも、米国のインフレ率が3月に予想を上回るペースで加速したとの報道を受けて急上昇しましたが、その後、ECB(欧州中央銀行)が主要金利を据え置き、将来の利下げの可能性を示唆したため、高値から引き戻されました。4月後半に発表された米国PCE(個人所費支出)データで利回りはやや低下しましたが、それでも10年物米国債はほぼ6ヵ月ぶりの高水準で月を終えました。一方、堅調な米経済指標とFRB(米連邦準備理事会)が利上げを長期化させるとの期待から、指標となるドイツ国債10年物の利回りは一時2.2%を超えました。

コモディティセクター

4月のコモディティ市場は、中東情勢の緊迫化、利下げ期待、製造業活動などに支えられ、概ね堅調に推移しました。4月上旬には、中東情勢の緊迫化を背景にエネルギー株が昨年10月以来の高値を付けましたが、投資家の関心が米国のインフレ率の上昇に向かい、利下げ観測が後退したため、月半ばには下げに転じました。債券利回りの高止まり、ドル高、来年の金利低下期待のなか、ゴールドは堅調に推移しました。その結果、安全資産であるゴールドは史上最高値となる1オンス=2,400ドルを超えましたが、その後は小幅安に落ち着きました。乾燥した天候が予想されたことに加え、紅海危機の影響で在庫が少なかったことから、4月の農産物市場は好調なパフォーマンスとなりました。ロブスタ・コーヒーがこのセクターを牽引し、前月比20%以上の上昇で終わる一方、綿花相場は需要低迷により約14%下落し、同セクターの足を引っ張りました。

為替セクター

通貨市場では、米ドルは4月初にやや乱高下しましたが、その後上昇に転じ、4月を高値で終えました。世界的な緊張懸念、インフレデータ、金融政策に後押しされ、米ドルは4月上旬に2022年以来最も強い週間パフォーマンスを記録し、1.28%上昇しました。一方、日本銀行が金利をゼロから0.1%に据え置くことを決定したため、円相場は1ドル=158円近い円安で4月を終えました。

暗号資産セクター

暗号資産市場では、イーサリアム現物ETFのローンチをめぐる楽観的な見方が後退しました。また、第1四半期の米GDP(実質国内総生産)の伸び率が急落、インフレ率がこれまで以上に高まったため米国経済が下振れする可能性が懸念されるなか、ビットコインは失速し、3月の史上最高値から値を戻しました。

出所:Superfund Market Commentary – April 2024を和訳編集して記載


【2】取扱いファンドの運用実績

評価日2024年4月30日
 
 
 
 
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.60 1.70% 0.00% 9.09%
円・クラス 55.10 1.08% 0.13% 11.20%
ゴールド米ドル・クラス 0.93 -1.06% 2.20% 16.25%
ゴールド円・クラス 145.71 0.82% 6.45% 31.33%
シルバー米ドル・クラス 0.93 -2.11% 3.33% 14.82%
シルバー円・クラス 99.55 -0.23% 7.91% 29.30%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.44 2.33% 0.00% 10.00%
円・クラス 44.90 0.76% -1.04% 9.57%
レインボー・オールシーズンズ
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 35.36 -0.62% -3.49% 3.18%
ゴールド円・クラス 96.52 -0.29% 4.27% 29.78%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【3】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2024年5月29日(水)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2024年5月29日(水)

スーパーファンド・ジャパン・レインボー・オールシーズンズ

2024年5月29日(水)


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