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マーケット概況コメント(月間:2023年6月)


2023年7月号


【1】マーケット概況コメント(月間:2023年6月)
【2】取扱いファンドの運用実績
【3】お申込み受付日のご案内


【1】マーケット概況コメント(月間:2023年6月)

概況

楽観的な経済データと、利上げ休止の可能性に対する投資家の好感が、6月の市場活動の基調となりました。米雇用統計で5月の新規雇用者数が予想を上回ったことを受け、主要指数は上昇して月初を迎えました。

株式セクター

S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数は、米国の債務上限引き上げの採決後、5月末に勢いを失っていましたが、米国経済の改善への期待から士気が高まり、再び上昇しました。前向きな見通しは6月前半も続き、主要指数は前月の上昇率を上回りました。 S&P500種株価指数は2022年以来の高値まで上昇し、東証株価指数(TOPIX)は日銀の超金融緩和政策の据え置き決定に強く支えられ、10年ぶりの高値を更新しました。ドイツDAXやフランスCAC40などの欧州株価指数も、中国の景気刺激策への期待やFRBの利上げ延期決定を受けて2%超の上昇を見せました。全体として、良好な成長率とインフレ率のデータにより、株式は上昇基調で月を終え、日本株は2023年のベストパフォーマーの一角となりました。

債券セクター

世界の株式市場における好材料は、国債市場には逆効果をもたらしました。米国債は、6月初旬に雇用統計が楽観的な内容となり、国債利回りが上昇したため下落しました。金利引き上げの遅れと、間違いなく景気が改善していたことから、6月中も価格は下がり続けました。その結果、米国債は月末まで下げ幅を拡大し、10年物国債価格は2023年3月以来の水準まで下落しました。欧州では、インフレ・データと欧州中央銀行(ECB)のタカ派的な発言が欧州債券市場の重荷となりました。ECBの利上げ決定後、国債は急落し、ロングギルトは月初めの2週間で2.5%以上下落しました。しかし、欧州債券が下落で終わっても、イングランド銀行が利上げペースを速めることによる景気後退懸念が、弱気な債券相場を下支えし、全体的な弱気見通しは最小限にとどまりました。一方、日本国債は、日銀が超金融緩和政策を維持する姿勢を示したことから堅調に推移し、ほぼ横ばいで終えました。

コモディティセクター

コモディティ市場の動きは、インフレ協議、混迷する経済見通し、そして原油減産協議に支配されました。月初、サウジアラビアが7月に日量100万バレルの追加減産を行うと表明したことで、エネルギー関連株が急騰しました。このニュースは、債務上限に関する有利な合意への期待と相まって、原油価格は今年5月上旬以来の高値まで上昇しました。しかし、複数の中央銀行による金融引き締め政策による暗い経済見通しが原因で、原油市場の勢いはすぐに後退しました。景気後退懸念と原油生産需要に対する不安の高まりの狭間で、主要エネルギー株は何とか小幅高で6月を終えました。一方、貴金属市場では、FRBが追加利上げへの門戸を開き続けるとの報道を受け、金相場は5月からの下落を続け、4ヵ月ぶりの安値近辺で6月を終えました。農産物市場も干ばつ懸念を背景に上昇しました。

通貨セクター

為替市場では、諸外国の金利が急騰するなか、日本の金利が低水準を維持したため、円はドルや他の主要通貨に対して弱含みで推移しました。円安は日本株の下支えや外国人投資家の押し上げに有益であり、日銀がイールドカーブ・コントロール政策を維持し続けたことも支えとなりました。暗号通貨市場では、世界的な規制当局が新型デジタル資産の導入の可能性に注目したことで、ビットコインやその他の主要暗号通貨が6月に12ヵ月ぶりの高値まで上昇しました。

出所:Superfund Market Commentary – June 2023を和訳編集して記載
弊社では、個別リスクに一元的に左右される資産配分が根源的なリスクと考えており、弊社のマネージドフュチャーズはリスクとリターンのバランス配分で優位なパフォーマンスを発揮する戦略(プロダクツ)を揃えております。弊社ではトレンドフォロー戦略により変化の兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。



【2】取扱いファンドの運用実績

評価日2023年6月30日
 
 
 
 
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.59 0.00% 0.00% -21.33%
円・クラス 55.31 -0.13% 1.51% -20.39%
ゴールド米ドル・クラス 0.83 -1.19% -1.19% -17.82%
ゴールド円・クラス 117.96 0.46% 2.13% -9.48%
シルバー米ドル・クラス 0.87 -1.14% -1.14% -22.32%
シルバー円・クラス 84.38 0.21% 2.12% -15.24%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.45 0.00% 2.27% -25.00%
円・クラス 47.37 -0.32% 1.22% -27.46%
システマティック・オールウェザー
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 35.31 -1.75% -0.48% -2.41%
ゴールド円・クラス 74.31 0.90% 2.62% 14.69%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【3】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2023年7月27日(木)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2023年7月27日(木)

スーパーファンド・ジャパン・レインボー・オールシーズンズ

2023年7月27日(木)


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平日9:00-17:00
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資本金: 275百万円(2023年3月末現在)
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