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ブラックスワンと灰色のサイ



2020年3月号

【1】ブラックスワンと灰色のサイ
【2】セミナーのご案内
【3】取扱いファンドの運用実績
【4】お申込み受付日のご案内


【1】ブラックスワンと灰色のサイ

「ブラックスワンの出現だけではなく、灰色のサイのリスクも防がなければならない」。中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は2017年11月、こんなメッセージを出しています。

ブラックスワンは確率は低いが、起きたときには市場に甚大な影響を及ぼすリスクのことです。黒い白鳥はめったに現れないことに由来します。一方、灰色のサイは、高い確率で存在し、大きな問題を引き起こすにもかかわらず軽視されがちな問題を指します。サイは灰色が普通で、普段はおとなしいですが、暴走し始めると誰も手を付けられなくなります。米国の作家、ミシェル・ワッカー氏が著書「グレー・リノ(灰色のサイ)」で示しました。

2年半経った今、中国武漢を震源とする新型コロナウィルスの猛威が世界中に広がりパンデミックの様相を呈しています(世界保健機関WHOのテドロス事務局長が3月11日にパンデミックとみなせると表明)。世界中の株式市場がリーマンショックを彷彿とさせる乱高下を繰り返し、実体経済への影響がこれから発現するため、市場関係者も戦々恐々とする日々を送っている状況です。米国ではトランプ大統領の経済対策が具体性を欠くとして市場が失望売りとなり、NYダウが3月11日1,500ドル近い下げを記録しました。今後の対応によっては11月の大統領選への影響も避けられないでしょう。

急速な株安の要因として、新型コロナウィルスショックという「ブラックスワン」が、眠っていた(見て見ぬふりをしていた)「灰色のサイ」を起こしてしまい、突然暴走が始まったかのように市場では受け止められています。市場が警戒する灰色のサイは、①米国の景気後退、②債券バブルの崩壊、③中央銀行の金融政策の限界、の3つのリスクと云われています。長く続いた成長と金融緩和が併存する「ゴルディロックス(適温)相場」に冷水を浴びせられた様相を呈しています。新型コロナウィルスショック、市場の混乱、実体経済への影響へと負のスパイラルが起きかねません。

日本では昨年、台風の猛威の被害が甚大でした。アマゾンやオーストラリアの森林火災も記憶に新しい出来事でした。さらに、現在、東アフリカで発生したバッタの大群が紅海を超え、西風に乗って中東から中国国境にまで迫る勢いとのニュースも流れています。自然の猛威はいつかは終息します。その被害を最小限に食い止めるには、月並みな言葉ですが「防災」意識を高めることです。

金融資産の「防災」はリスクヘッジです。マネージドフューチャーズ業界で20年以上の経験を持つ独立した紹介ブローカーであるInstitutional Advisory Services Group (IASG) のanalytics flash report 2月号によると、トレンドフォロー戦略指数は1月、他の指数を1.58%上回り、スーパーファンドグループが4つのトップスポットを獲得し、なかでもグリーン・ゴールドSICAVプログラムは8.70%で最高を更新しました。安全資産の代表である金(ゴールド)価格は数年来の高値を更新し、多くの資金需要を集めています。金資産への投資を一貫して貫いてきた弊社のポートフォリオ戦略が効を奏した結果と云えます。

リーマンショック時に高いパフォーマンスを記録した弊社のトレンドフォロー戦略が、今回の新型コロナウィルスショックにおいても再現されるのか衆目を集めております。

出所:日経新聞、他


【2】 セミナーのご案内
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、当面の間新たなセミナーの開催を中止しております。 個別のお問い合わせ・ご相談につきましては、お受けいたします。 お気軽にご相談ください。

皆様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情を鑑みご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。



【3】取扱いファンドの運用実績(2020年2月末時点)

グリーンA
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.60 -1.64% -1.64% 1.69%
円・クラス 56.08 -2.99% -0.83% 2.21%
ゴールド円・クラス 96.12 -6.18% -1.96% 4.93%
グリーンB
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.96 -1.03% 1.05% 6.67%
円・クラス 74.29 -3.44% -0.15% 5.24%
ゴールド米ドル・クラス 1.05 -6.25% -1.87% 7.14%
ゴールド円・クラス 109.54 -7.24% -1.96% 6.99%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.83 -2.35% 0.00% 6.41%
円・クラス 75.85 -3.88% -0.77% 5.89%
レッド
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.8734 -8.28% -6.19% -5.17%
円・クラス 96.6786 -9.93% -6.59% -5.80%
ゴールド米ドル・クラス 0.8306 -10.49% -7.51% -2.91%
ゴールド円・クラス 91.9514 -12.10% -7.90% -3.55%
シルバー米ドル・クラス 0.4843 -17.72% -15.14% -13.72%
シルバー円・クラス 53.6210 -19.20% -15.49% -14.28%
シャープ・パリティ
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 38.94 -9.02% -6.51% -6.53%
ゴールド円・クラス 53.95 -13.08% -8.64% -8.58%

*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。


【4】お申込み受付日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーンA

2020年3月27日(金)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンB

2020年3月27日(金)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2020年3月27日(金)

スーパーファンド・ジャパン・レッド

2020年3月27日(金)

スーパーファンド・ジャパン・シャープパリティ

2020年3月27日(金)


お問い合わせ
TEL:03-3508-6700(代表)、平日9:00-17:00
FAX:03-3508-6730(代表)
EMAIL:tokyo@superfund.com

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本資料に記載されている運用実績は、すべての間接費用(申込手数料及び税金は除く)差し引き後の純収益で表しています。これらの過去の運用実績は将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。

当社の概要

商号: スーパーファンド・ジャパン株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第98号
本店所在地: 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 帝国ホテルタワー10階
加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金、(一社)投資信託協会
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2019年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
設立年月日: 2005年11月1日
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