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マーケット概況コメント(月間:2023年12月)


2024年1月号
令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災地に一日も早く平穏な日々が戻ることをお祈りいたしております。


【1】マーケット概況コメント(月間:2023年12月)
【2】取扱いファンドの運用実績
【3】お申込み受付日のご案内

ご挨拶

辰年の幕開けとともに、天災や人災、株価変動など波乱の様相を呈しています。世界のリーダー達も、台湾を筆頭に選挙による民意を問う年となりました。ウクライナ、中東はじめ地政学リスクによる戦争の火種が消えることはありません。気候変動リスク、AIの進化に伴うフェイクニュースの氾濫、サイバー攻撃など、リスクの常態化が日常となりました。弊社では身近なリスクからグローバルリスクまで、あるゆるリスクを踏まえたうえで、最適な選択ができるよう努めてまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


【1】マーケット概況コメント(月間:2023年12月)

概況

12月の世界市場は、さまざまな指数でプラスに転じました。米国では、FRBが金利据え置きを決定したことで、S&P500種株価指数、ナスダック総合株価指数、ダウ工業株30種平均株価は6週連続のプラスを記録した後、大幅な上昇で月を終えました。このプラス基調は、低失業率とインフレ率の改善にも支えられ、投資家にとって好環境を示唆しました。

株式セクター

欧州も、投資家が2024年の利下げを予想したことから上昇に転じ、多くの欧州主要指数がほぼ2年ぶりの高値をつけました。アジアでは、日本銀行(BOJ)の発言からマイナス金利の終了が予想され、円高が進行し、第3四半期のGDPがサプライズで下方修正されたため、12月初旬の日本株は苦戦しました。日本株式市場は月半ばにかけて見事に反発したものの、主要指数をプラス圏に浮上させるまでには至りませんでした。しかし、日経平均株価は2013年以来最大の年間上昇率を記録しました。

債券セクター

米国債は、雇用統計が予想を上回り、失業率も低下したことから、来年の金利動向への思惑が広がり、月初はやや低調なスタートとなりました。しかし、弱気心理は長続きしませんでした。米連邦準備制度理事会(FRB)が金利上昇の鈍化を示すシグナルを発したことで、債券は過去数ヵ月間の損失を一部回復しました。特に、米国の長期国債は大幅に上昇し、昨年7月以来の高値を超えました。欧州の国債は再び米国債の動きにつられて上昇しました。しかし、欧州国債のパフォーマンスはまた、市場でのリスクに対する全般的に前向きな姿勢からも恩恵を受けました。欧州中央銀行(ECB)は大まかにいえば「緩和を検討するのは時期尚早」とのコメントを出し、2会合連続で金利を据え置きました。

コモディティセクター

コモディティー市場は全体的に冴えない月となり、主要商品セクターは下落で12月を終えました。エネルギー市場では、新年の景気後退懸念が原油価格の下落につながりました。紅海での海運襲撃事件への懸念から一時的に上昇する場面もありましたが、結局は下落に転じ、コロナ禍後の中国の経済回復が思わしくないこともその要因のひとつとなりました。金相場は当初、予想を上回る利下げへの期待から上昇し、1オンス=2,000ドルを超え、歴史的な高値近くまで上昇しました。しかし、月が進むにつれ、予想を上回る強い米雇用統計の発表を受けて、市場は下落に直面しました。とはいえ、今後の利下げへの期待が下支えとなり、プラス圏で月を終えることができました。

為替セクター

為替市場の動きは主に金利期待と経済データによって左右されました。2024年に金利が引き下げられる可能性があったため、12月は主要通貨に対してドル安が進みました。また、FRBが来年3回の利下げを示唆するハト派的な発言をしたことも、ドル安の足を引っ張った要因でした。ECBが金利据え置きを決定した後、ユーロは米ドル安の中で上昇し、円は、主に日米金利差縮小への期待から対ドルで上昇しました。

暗号資産セクター

12月前半は、暗号通貨を投資の主流に近づけるビットコイン上場投信(ETF)のスポット導入の可能性に関するニュースを受け、暗号通貨市場が上昇しました。この上昇幅は月間を通じて拡大しましたが、イーサリアムなど他の暗号通貨もこれに追随し、ポジティブなセンチメントの波に乗って力強い上昇を見せました。

出所:Superfund Market Commentary – Dec 2023を和訳編集して記載
弊社では、個別リスクに一元的に左右される資産配分が根源的なリスクと考えており、弊社のマネージドフュチャーズはリスクとリターンのバランス配分で優位なパフォーマンスを発揮する戦略(プロダクツ)を揃えております。弊社ではトレンドフォロー戦略により変化の兆しをいち早くキャッチできるよう、多種多様な情報を織り込んでシステム化した投資戦略に取り組んでいます。



【2】取扱いファンドの運用実績

評価日2023年12月29日
 
 
 
 
グリーン
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.55 0.00% 5.77% -26.67%
円・クラス 49.55 -1.35% 3.12% -28.69%
ゴールド米ドル・クラス 0.80 1.27% 6.67% -20.79%
ゴールド円・クラス 110.95 -1.56% 1.07% -14.86%
シルバー米ドル・クラス 0.81 -1.22% 0.00% -27.68%
シルバー円・クラス 76.99 -3.29% -4.55% -22.66%
グリーンC
基準価格
前週比
前月比
年初来
米ドル・クラス 0.40 0.00% 8.11% -33.33%
円・クラス 40.98 -1.04% 5.56% -37.24%
レインボー・オールシーズンズ
基準価格
前週比
前月比
年初来
円・クラス 34.27 0.94% 8.01% -5.28%
ゴールド円・クラス 74.37 -0.40% 3.65% 14.79%
*過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。
*これらの運用実績は、各種手数料や報酬(申込手数料及び税金は除く)を差し引いた後の純収益です。

【3】お申込み受付〆切日のご案内
スーパーファンド・ジャパン・グリーン

2024年1月29日(月)

スーパーファンド・ジャパン・グリーンC

2024年1月29日(月)

スーパーファンド・ジャパン・レインボー・オールシーズンズ

2024年1月29日(月)


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平日9:00-17:00
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金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第98号
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加入協会等: 日本証券業協会、日本投資者保護基金
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
資本金: 275百万円(2023年3月末現在)
主な事業: 金融商品取引業
設立年月日: 2005年11月1日
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